静かなるドン:連載24年の歴史に幕 作者「描ききった」

最終回を迎えた新田たつおさんの人気マンガ「静かなるドン」が表紙を飾った18日発売の「漫画サンデー」(実業之日本社)13年1号の表紙
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最終回を迎えた新田たつおさんの人気マンガ「静かなるドン」が表紙を飾った18日発売の「漫画サンデー」(実業之日本社)13年1号の表紙

 コミックス105巻で累計4400万部を発行する新田たつおさんのマンガ「静かなるドン」が、18日発売の漫画サンデー(実業之日本社)13年1号で完結し、24年の連載に幕を下ろした。最終回1175話のあとがきで、新田さんは既に最終回は7月中旬に描き終えていたことを明かしながら「もう十分描ききった感じがある」と心境をつづっている。

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 「静かなるドン」は、昼は平凡なサラリーマンで、夜は関東最大の暴力団「新鮮組」の総長の近藤静也が、国内の抗争に立ち向かい、さらに世界のマフィアなどと渡り合う姿を描いた作品。88年に連載を始め、連載誌の漫画サンデーが6月から週刊から月2回連載へ変えたが、新田さんは執筆のリズムが狂うのを嫌い、週刊ペースのまま描き、7月中旬には最終回を描き終えたという。

 漫画サンデーには、コラムニストのブルボン小林さんと新田さんの対談を4ページにわたり掲載し、エピソードや背景などを明かしている。コミックスは来年夏前に発売される108巻で完結する。(毎日新聞デジタル)

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