13年度の第45回「ミス日本グランプリ決定コンテスト」が28日、東京都内のホテルで行われ、グランプリに東京都出身、日本大学4年生の鈴木恵梨佳さん(22)が選ばれた。鈴木さんは受賞後の会見で「びっくりしているのと、うれしい気持ちで涙があふれてしまいました」と涙声でグランプリの喜びを語り、将来は「大学で学んでいる造園や植物を植える仕事ができたら。また、モデルもやらせてもらっているのでそちらでも作品を残したい。目指すモデルは梨花さん」と語った。
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鈴木さんはスポニチ特別賞とのダブル受賞。また、10年に大学のミスキャンパス、11年に「東京きもの女王」にも選ばれており、今回の受賞で3冠となった。鈴木さんは同コンテストに応募のきっかけを「『東京きものの女王』に出たときの経験やご縁の広がりが自分にとって楽しかったので、またそんな体験をしたかった」と話した。
同コンテストは第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。今年は「日本を愛(いつく)しむこころ美人」をコンセプトに全国2825人の応募者の中から容姿や教養で審査を受け、書類、面接、地区大会、前日の予備審査をへて各地区代表12人が最終審査に臨んだ。
「ミス日本 ミス着物」は福岡県出身、慶応大3年生の古賀ゆかりさん(21)、「ミス日本 海の日」は栃木県出身、日本女子大2年生でプロボウラーの渡辺けあきさん(20)、「ミス日本 水の天使」は山形県出身、青山学院大3年生の横山林沙(りさ)さん(21)、「ミス日本 ネイチャー」は群馬県出身、慶応大2年生の竹上萌奈(もえな)さん(20)が選ばれた。(毎日新聞デジタル)