マンガ新連載:「イノサン」 “孤高の人”の坂本眞一がフランス革命期の処刑人描く

「イノサン」のイラスト(C)坂本眞一/集英社
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「イノサン」のイラスト(C)坂本眞一/集英社

 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。「孤高の人」で知られる坂本眞一さんの「イノサン」が31日発売の「週刊ヤングジャンプ」(集英社)9号で始まった。

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 主人公は、ルイ16世やマリー・アントワネットらの処刑を手がけたフランス革命期の死刑執行人のシャルル−アンリ・サンソン。第1話は、死刑執行人の一族に生まれたシャルル−アンリが人生や一族の役割に苦悩する姿が描かれている。(毎日新聞デジタル)

 ◇集英社 ヤングジャンプ編集部 綱島圭介さん

 物語の舞台はフランス革命です。18世紀末、ヨーロッパの大国・フランスの首府・王都であるパリとベルサイユには、人類の創造した「美」が集結していました。壮麗なる宮殿、街並み、麗しき人々の服飾、美術……。めくるめく美の都が、坂本眞一先生のこん身の筆によって描かれます。その圧倒的な描写は、まるで18世紀パリの街に立っているかのような感覚です。

 そして物語の主人公はパリで「死刑執行人」を代々生業(なりわい)とするサンソン一族の4代目「シャルル−アンリ・サンソン」。だが、その数奇な生業がシャルル−アンリに数々の試練と、歴史的な命題を与える……。

 「イノサン」はフランス語で「純粋な人」という意味です。無垢(むく)な心を持った主人公シャルル−アンリ・サンソンが人類史上最大級の革命をどう生き抜くのか……。マリー・アントワネットや国王ルイ16世、名を轟(とどろ)かす革命家たちと、主人公シャルル−アンリ・サンソンが交わり、歴史をどう動かしていくのか……。

 前作「孤高の人」完結から1年……、強く生きる人間を描く歴史大河、坂本眞一先生の新作がついに始動です。その人間ドラマをぜひご覧ください!

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