松田龍平:宮崎あおいの魅力に納得 「やっぱりすてきな方」

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 俳優の松田龍平さん(29)が13日、東京都内で行われた主演映画「舟を編む」(石井裕也監督)のトークイベントに登場。映画は自ら演じる主人公が宮崎あおいさん演じるヒロインに一目ぼれするという設定で、台本を読んだだけでは説得力不足と感じていたという松田さんだったが、「宮崎さんはやっぱりすてきな方で、『ああ、こういう感じか』って思いました」とその魅力に納得の様子。宮崎さんは「自分から(言葉を)発しない人で、話しかけないと無言になるけど、話をするとどんな“球”でも返してくれるいい人」と好印象を口にしていた。

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 イベントには松田さんと同じ83年生まれで同い年の石井監督(29)も出席。松田さんは「現場でずっと話してました。監督とこんなに話したのは初めて。そういった意味では特別な作品」と語り、「監督はやりたいことがしっかりしている。本をよく読んでいる人だから、(台本について話し合いする際)『何となくそう思う』じゃ勝てないので、ちゃんと言葉にしないと駄目だなと思いましたし、それが新鮮だった」と振り返った。

 映画は12年の本屋大賞を受賞し、発行62万部を突破した三浦しをんさんのベストセラー小説が原作。主人公の玄武書房に勤める馬締光也(松田さん)は、営業部で“変人”と呼ばれていたが、辞書編集部に迎えられ、新しい辞書「大渡海」を編集することになり、定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生をささげる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中で、辞書の世界に没頭していく……というストーリー。松田さん、宮崎さんのほか、オダギリジョーさん、麻生久美子さん、八千草薫さん、小林薫さん、加藤剛さんら豪華キャストが出演する。4月13日に公開。(毎日新聞デジタル)

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