映画興行成績:「ダイ・ハード」最新作が初登場首位 累計6億円超の大ヒットスタート

「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の一場面 (C)2013 Twentieth Century Fox
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「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の一場面 (C)2013 Twentieth Century Fox

 18日に発表された16、17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ブルース・ウィリスさん主演の人気シリーズ第5弾「ダイ・ハード/ラスト・デイ」が初登場首位を獲得。全国643スクリーンで14日に公開され、土日2日間の成績は約31万8200人を動員し、興行収入約4億200万円、14日から4日間の累計では6億円を超える大ヒットスタートとなった。

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 また、新作では、映画「ハート・ロッカー」でアカデミー作品賞、監督賞など6部門に輝いたキャスリン・ビグロー監督がウサマ・ビンラディン殺害の真実に迫った「ゼロ・ダーク・サーティ」が初登場6位。15日から全国164スクリーンで公開され、土日2日間では約6万1000人、興行収入約7600万円となった。10位には、韓国人俳優のイ・ビョンホンさん主演の映画「王になった男」がランクイン。全国91スクリーンで公開され、土日2日間で約4万1000人を動員、興行収入約4900万円となった。

 「ダイ・ハード」は、ニューヨーク市警察の不死身の刑事、ジョン・マクレーンが国家の危機を救うべく活躍するウィリスさん主演のアクション大作。シリーズ最新作の「ラスト・デイ」では、異国の地・ロシアの首都モスクワを舞台に、父親譲りの運の悪さを持つが父とそりが合わない一人息子・ジャックとともに、互いの命を守るために助け合いながら、ロシア政財界の大物や強大な軍隊がからむ陰謀に立ち向かう。

 「ゼロ・ダーク・サーティ」は、ビンラディン捕縛作戦決行の時間といわれている「深夜0時半」を表す米軍の軍事用語をタイトルにしたビグロー監督の新作。米同時多発テロの首謀者、ビンラディンが米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」に殺害されるまでに、本当は何が起こっていたのか、ビグロー監督と脚本家のマーク・ボールさんのコンビが関係者たちから極秘事項を念入りに取材し、壮大なサスペンスに仕立てた。中心人物である女性分析官マヤ役のジェシカ・チャステインさんは、今作で第70回ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(ドラマ部門)に選ばれている。

 「王になった男」は、韓国で12年9月に公開されたチュ・チャンミン監督の最新作。実在した李氏朝鮮15代目の王・光海の史実とフィクションを織り交ぜ、毒殺の危機におびえ暴君と化していた王の影武者を務めることになった道化者のハソンが、民のことを考える真の王として目覚めていく姿を描く。イさんにとって初の時代劇で、光海とハソンの1人2役を演じている。(毎日新聞デジタル)

1位 ダイ・ハード/ラスト・デイ

2位 テッド

3位 脳男

4位 ストロベリーナイト

5位 レ・ミゼラブル

6位 ゼロ・ダーク・サーティ

7位 ライフ・オブ・パイ /トラと漂流した227日

8位 アウトロー

9位 東京家族

10位 王になった男

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