米俳優のジェームズ・フランコさんが20日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された映画「オズ はじまりの戦い」(サム・ライミ監督)のジャパンプレミアに登場。フランコさんは寒風が吹きすさぶ中、英女優のレイチェル・ワイズさん、ライミ監督らとグリーンカーペットを約50分かけて歩きファンからのサインや握手に応じた。フランコさんは「コンバンハ、サイコー!」と日本語であいさつし、イベントで披露されたダンスパフォーマンスについて「続編があったらぜひこのダンスを踊りたいよ」と絶賛した。
ウナギノボリ
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肩を出した深紅のドレスで登場したワイズさんは、北風が吹くと「(魔女を演じた)私のせいね」とユーモアたっぷりにあいさつ。ダンサーたちに手を取られてステージに上がったワイズさんは「私たちをダンスの一部にしてくれてうれしかったわ。すばらしいサプライズ。皆さんにが温かく迎えてくださりとてもうれしい」と語り、ライミ監督は日本語で「日本に来られてうれしいです」とあいさつし会場を沸かせていた。
イベントには女優のあき竹城さんとお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代さんも魔女の姿で登場し、ダンスパフォーマンスを披露した。イベント後の取材に応じた山崎さんは「オズがとってもかっこよかった。続編があれば魔女を演じてもいいかな」と感想を口にするとあき竹城さんも「監督がしずちゃんのことをじっと見ていたからもしかして……って思ったの。何か感じるものがあったんじゃないかしら」とノリノリ。山崎さんは「今度ボクシングの試合があるんですが、ジェームズに見に来てほしい。試合の日程を書いたメモを渡せばよかったな」と悔しがっていた。
「オズ はじまりの戦い」は、ウォルト・ディズニー製作のアクションアドベンチャーで、「スパイダーマン」3部作のライミ監督が、米作家のライマン・フランク・ボームさんの児童文学「オズの魔法使い」の知られざる過去を描く物語。さえない手品師のオスカーが魔法の国「オズ」を救うため、美しすぎる魔女たちとの壮大な戦いを繰り広げながら、オズの魔法使いになるまでを描いていく。主人公のオスカーをフランコさんが演じるほか、“オズの国”の3人の魔女をワイズさん、ミシェル・ウィリアムズさん、ミラ・クニスさんが演じている。映画は2D・3Dともに3月8日公開。(毎日新聞デジタル)
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