ピン芸人日本一を決める「R−1ぐらんぷり」で11代目王者に輝いた三浦マイルドさんが21日、東京都内で開かれた10代向けイベント「いつもNAVI学園祭」の開催宣言イベントに登場。同席した仲間のお笑い芸人から「いつからハゲたのか?」と聞かれた三浦さんは、「ピン芸人をやり出して、芸もウケないしお金もないし、精神的に病んで、バッとハゲてしまった」と告白。ストレスの多い「現代を表す縮図です」と、自身の頭を指して自虐ネタで笑わせつつ、「でも、チャンピオンになったので、(精神的に満たされて)また生えてくるかも」と今後に期待をしていた。
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一方、自身のヘアスタイルには愛着もあるようで、「このハゲ方が面白いっていわれるので、(一部の残った前髪部を指さし)ここだけはしっかり洗うようにしています」とチャームポイントをケアしていることも明かし、「ここだけは残したい」とこだわりを語った。それに対して、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんは「分け目は何対何になるんですかね?」と不思議そうにながめ、相方の徳井健太さんは「このハゲ方は『治しがいがある』って医者がしたなめずりしていると思う」と髪形を分析していた。
「いつもNAVI学園祭」は、10代の学生に向けて行われる無料イベント。お笑い芸人の渡辺直美さんが実行委員長、「平成ノブシコブシ」が副委員長を務め、女性向けファッション誌「Seventeen」のモデルや人気アーティスト、三浦さんら吉本興業所属のお笑い芸人が登場する。学生が春休みに入る3月20日に、1000組2000人を対象に開催。ナビゲーションアプリ「いつもNAVI」を運営するゼンリンデータコムが主催する。
イベントでは、突発的に出席した芸人同士でキスをする連鎖が起こり、三浦さんもお笑いトリオ「パンサー」の菅良太郎さんとキスを求められる場面があった。しぶしぶ応じていた三浦さんだったが、男性との初めてのキス体験を「優しい紳士的なキスでした」と意外な言葉で振り返り、記者から「マイルドでしたか?」と聞かれると、苦笑いを浮かべつつも同意していた。(毎日新聞デジタル)