EMI:ユニバーサルに吸収合併 レーベルは存続

 歌手の松任谷由実さんらが所属する音楽会社「EMIミュージック・ジャパン」が、グループ会社の「ユニバーサル ミュージック」に4月に吸収合併されることが11日、明らかになった。なお、同社のレーベル「EMI Records Japan」は存続する。

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 EMIミュージック・ジャパンは東芝音楽工業として60年10月1日に設立。フォーク、ロック、ニューミュージックと若い世代をターゲットとした新たなジャンルを開拓し、越路吹雪さん、加山雄三さんらを市場に送り込んだ。94年、英EMIグループ傘下に収まり、07年から100%外国企業となっていた。現在の主な所属アーティストは、松任谷さんや椎名林檎さん、宇多田ヒカルさんら。

 ユニバーサル ミュージックは、EMIミュージック・ジャパンの豊富なレコード音楽カタログとアーティストを新たに迎え、今後、事業運営の効率化と経営基盤の強化を図る。なお同社は、EMIミュージック・ジャパンの子会社でアーティストのマネジメントを行う「EMI エンタテインメント・ジャパン」を完全子会社化し、「ユニバーサル ミュージック&EMI アーティスツ」として組織変更する。 (毎日新聞デジタル)

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