℃−ute:リーダー矢島は「チーターみたい」 3館同時上演の舞台裏明かす

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 アイドルグループ「℃−ute(キュート)」の主演舞台「さくらの花束」が14日、東京・池袋の「シアターグリーン」(東京都豊島区)で初日を迎えた。同舞台は地方の女子校が舞台の群像劇で、異なる三つのストーリーを館内の3劇場で同時上演し、メンバー全員が3作に出演。舞台裏は劇場間の移動などで慌ただしいといい、本番前に取材に応じた萩原舞さんは「(リーダーの矢島)舞美ちゃん(の階段での移動)はチーターみたいで、迫ってくると怖い。一段飛ばしでこっち来るんで……」と明かして周囲を笑わせると、矢島さんは「(最長で)地下1階から5階まで行かなくちゃいけなくて。結構体力使う舞台になっている」と苦労を語った。

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 「さくらの花束」は、鈴木愛理さん、岡井千聖さん、萩原さんが主に出演する「教室『チルチルサクラ』」と、矢島さんが主に出演する「生徒会室『桜色に頬染めて』」、中島早貴さんが主に出演する「部室『さくらん少女』」の3作の物語が、同じ時間軸でかかわり合いながら進行。いずれの物語も卒業式後のクラス会を前に、卒業目前で退学したクラスメートの話題から、さまざまな出来事が起きていくというストーリーが描かれる。

 女子高生グループの友情が描かれている物語にちなんで、メンバー間の仲について萩原さんは「(舞台のように)ギスギスしてない。千聖とふりかけごときでけんかしたり、小さいころは可愛いけんかはあったけど、℃−uteは仲がいい方。みんなで夜ご飯食べたり、プリクラ撮ったりしたりするぐらい」と明かし、岡井さんも「そのときギスギスをしても、5分後には普通に話している」とメンバーの仲のよさをアピール。矢島さんは「この舞台は息を合わせないといけないけれど、これが成立できるのは℃−uteだから」と5人の絆を表現した。

 「さくらの花束」は24日まで同所で上演。(毎日新聞デジタル)

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