日本テレビ:社長が3冠奪取に意気込み

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 12年度の平均視聴率でゴールデンタイム(午後7~10時)とプライムタイム(午後7~11時)でテレビ朝日に首位を譲り3冠を逃した日本テレビの大久保好男社長は22日、定例会見を開き「残念ながら結果として3冠を逃してしまいましたが、若い人たちに見てもらう番組作りがここ数年のテーマだった。そういう観点では若い世代の視聴率はかなり改善されている。今後はどこの世代というわけでなく高齢者や子供、家族全体で楽しんでいただけるような番組作りをしていきたい。3冠奪取を最大の目標に取り組んでいきたい」と意気込んだ。

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 ドラマでは4月から「35歳の高校生」(土曜午後9時)と「雲の階段」(水曜午後10時)がスタート。同局の小杉善信取締役は「『35歳~』は初回放送の13日も20日も裏番組が強力な中でよく健闘したと思う。初回を上回るよう上昇気流に乗せていきたい」と展望を語った。「雲の階段」については「残念ながら初回は9.2%だったが、今後ドラマの舞台は島から東京に移る。主人公が東京で三角関係に巻き込まれていき、そこから面白くなっていくと思うので期待してほしい」と話した。

 また、「(『雲の階段』は)若い視聴者が裏番組の『家族ゲーム』(フジテレビ)に流れたのでは?」という記者からの指摘に「若い方はフジテレビに流れたかもしれない。『雲の階段』は女性を巻き込みたいという思いがあるので、女性層を中心に訴求していきたい。中身をより知ってもらって右肩上がりの視聴率を目指したい」と語った。(毎日新聞デジタル)

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