俳優の夏八木勲さんが11日に膵臓(すいぞう)がんのため亡くなったことを受け、夏八木さんの主演映画「希望の国」(12年公開)を手がけた園子温監督が12日、追悼コメントを発表した。
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園監督は「『次回作もぜひ一緒にやりましょう』と言っていました。まだ、早い。早すぎる。男を演じたら彼の右に出るものはいなかった。男を演じられる日本最後の俳優。そういう人はもういない」と名優の死を悼んでいる。
夏八木さんは映画「白昼の死角」「十一人の侍」などで知られ、個性的な名脇役としても活躍。「希望の国」では毎日映画コンクールの男優主演賞、高崎映画祭の最優秀主演男優賞、芸術選奨の文部科学大臣賞などを受賞した。11日に膵臓(すいぞう)がんのため死去した。(毎日新聞デジタル)
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