後藤まりこ:話題のロッカーがいきなりドラマ初主演

食事するだけの謎の美女・シズル(左)とシズルを演じる後藤まりこさん (C)高田サンコ/小学館 テレビ東京提供
1 / 6
食事するだけの謎の美女・シズル(左)とシズルを演じる後藤まりこさん (C)高田サンコ/小学館 テレビ東京提供

 元ロックバンド「ミドリ」のボーカルで、昨年ソロデビューしたミュージシャンで女優の後藤まりこさんが、高田サンコさんのマンガを実写化する「たべるダケ」(テレビ東京など)でいきなりドラマ初主演を務めることが26日、明らかになった。演じるのは、一心不乱に食事するだけの謎の美女・シズル。ドラマ初出演にして初主演となる後藤さんは「ただただびっくりしています」と語り、「役作りは、監督が『自分の中にあるものを出してくれていいよ』と言ってくれたので、気は楽になりました。どうできるかは未知ですが頑張ります。後藤の食べっぷりにご期待ください!」とアピールしている。

あなたにオススメ

 「たべるダケ」は、月刊!スピリッツ(小学館)で連載中のマンガが原作。食にしか興味のない美女・シズルが、ご飯やお菓子をひたすら食べることで、各回に登場する悩みを持つ人々に元気を与える物語。食べるだけなのに、その姿が“美しく、神々しく、エロティック”という主人公を演じる後藤さんは、食事シーンが多いことから「いろんなものを食べられるので楽しみです」と期待しており、「特に楽しみなのは、はまぐり! 浜辺で焼きたてをジュワッと食べられるそうなので、やけどしないようにしないと」と笑いを交えて語っている。

 原作者の高田さんは脚本について「原作とは違う味わいなのに、なんだかしっくりくる気持ちのいい印象を受けました。映像にますます期待が募ります!」とコメント。ドラマにはシズルに片思いする3度の離婚歴がある柿野義孝、柿野に引かれる同僚で社内一のモテ女・薮内久美など、原作には描かれていないオリジナルキャラクターも登場する。

 後藤さんは大阪府出身。03年に結成したロックバンド「ミドリ」でボーカルとギターを担当して人気を集めたが、10年に解散。その後はソロとして活動し、12年7月にはソロデビューアルバム「299792458」を発売した。同年8月には俳優の森山未來さん主演のロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で女優として初舞台に立ち、4月には映画「ペタル ダンス」でスクリーンデビュー。7月に行われる「東京アイドルフェスティバル(TIF)2013」では“アイドルデビュー”も果たす。

 ドラマは7月スタートで毎週金曜深夜0時52分放送。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

マンガ 最新記事