「特命戦隊ゴーバスターズ」のブルーバスター役などで知られる俳優の馬場良馬さんがこのほど東京都内で行われた映画「トイレの花子さん 新劇場版」(山田雅史監督)の初日舞台あいさつに登場。馬場さんは「公園のトイレを使った撮影で、突然洗面所のガラスが割れました。でもホラー映画にはつきもののようで、怪現象に慣れている監督が『はい、撮りましょう』と落ち着いて進めてくださったので助かりました」と明かし、会場はひんやりとした空気に包まれた。
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舞台あいさつには、2012年の「ドリームボーカルオーディション」でグランプリを受賞し、映画初出演にして主演を務めた上野優華さんのほか、水崎綾女さん、安田聖愛さん、山川りなさん、石條遥梨さん、山田監督も出席した。上野さんは自身が演じた主人公のさよについて「最初は、新しい学校への期待に胸ふくらませる明るい女の子だったのに、周囲で次から次に恐怖による悲劇が続き、徐々に暗くなっていきます。その気持ちの変化に注目してほしい」とアピールし「初めての演技、そして初めての主演で不安もありましたが、今自分にできることを一生懸命やったので、ぜひ多くの方に見てほしい」と語った。
「トイレの花子さん」シリーズは1995、98年に映画化された人気ホラー。15年ぶりの新作となる新劇場版は、東京から田舎町に引っ越してきた高校1年のさよが、転校初日に仲よくなった真帆の不審死をきっかけに恐ろしい出来事に巻き込まれていく……というストーリーが展開する。馬場さんは真帆の兄・達也を演じる。映画は公開中。(毎日新聞デジタル)
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