悪夢ちゃん:14年の映画化決定 主演の北川景子「念願かなった」

映画化される「悪夢ちゃん」のビジュアル
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映画化される「悪夢ちゃん」のビジュアル

 女優の北川景子さん主演で2012年10月期に放送された連続ドラマ「悪夢ちゃん」(日本テレビ系)が、14年に映画化されることが15日、明らかになった。映画版でも主演を務める北川さんは「主役をやらせていただいた作品の続編ができるのは今回が初めて。今まで演じたドラマの中で一番成長することができたと感じられる役で、願わくばもう一度やりたいと思っていたので、念願がかないました!」と喜びを語っている。

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 「悪夢ちゃん」は、恩田陸さんの小説「夢違」を原案に、大河ドラマ「風林火山」などの大森寿美男さんが脚本を手がける学園ファンタジー。小学5年生のクラスを舞台に、他人に降りかかる未来の災難を予知夢として見てしまう能力を持つ少女“悪夢ちゃん”である結衣子(木村真那月さん)と、彼女の見た悪夢を読み解くことのできる担任教師・彩未(北川さん)が、次々と巻き起こる事件を解決していく姿を描いた。昨年10~12月に放送され、平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。とくに11、12歳児などのチャイルド層からの支持を集めた。

 ドラマの放送終了後は、視聴者から続編を希望する声が殺到し、その声に応える形で映画化が決定。映画版では、「親と子が安心して見に行ける楽しさを追求」することを第一義に製作され、ドラマにある緻密で奥深いストーリーや派手なCG描写を生かしつつ、友情・勇気・正義をみずみずしく描くストーリーになるといい、北川さんや木村さんをはじめ、GACKTさん、優香さん、小日向文世さんといったおなじみのメンバーが出演。また映画の鍵を握る役どころとして、佐藤隆太さんと本上まなみさんがシリーズに初登場する。

 物語は、6年生になった結衣子ら、彩未が担任するクラスに、転校生の完司がやってくるところから始まる。完司を見た生徒たちは「完司を夢で見たことがある」と言って騒ぎ出し、結衣子も完司とそっくりな少年が出てくる悪夢を見ていた。やがて、不思議な魅力を持つ完司はみんなの心をつかみ、完司の言葉に触発された生徒たちの行動が、大事件を引き起こす……という展開になるという。監督は、ドラマ版の演出を手がけた佐久間紀佳さんで、撮影はすでに始まっており、8月中旬にクランクアップする予定。(毎日新聞デジタル)

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