江口洋介:10年ぶり大河で“神のような”信長に

2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で織田信長を演じる江口洋介さん
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2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で織田信長を演じる江口洋介さん

 俳優の江口洋介さんが、人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で織田信長を演じることになり、16日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で出演者発表会見に登場。江口さんが大河ドラマに出演するのは04年放送の「新撰組!」で坂本龍馬を演じて以来、10年ぶりで「信長はカリスマ性があり、神のようなイメージ。トップになった気分を楽しんで演じたい」と意気込みを語った。

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 会見には、岡田さんも登場。江口さんが岡田さんと共演するのは00年放送のドラマ「モナリザの微笑」(フジテレビ系)以来、14年ぶりで、岡田さんが「江口さんは10代のころに共演させていただき、主演のあり方を学んだ。体でも心でも優しく包み込んでいただいた。また、勉強させていただくのを楽しみにしています」と共演を喜ぶと、江口さんは照れ笑いしていた。

 中村高志チーフプロデューサーは、江口さんの起用理由を「信長をやりたいという方はたくさんいらっしゃるが、信長のわけの分からなさ、格好よさがバッチリでると思い、お願いした」と説明した。

 黒田官兵衛は、戦国時代末期に“天才軍師”と称された人物で、信長、秀吉、家康の三英傑に重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた。官兵衛は小寺家の家老だった30歳のときに、信長と毛利輝元の勢力争いに巻き込まれ、信長側に付く。その後、秀吉とは、義兄弟の契りを交わす。本能寺の変で信長亡き後は、官兵衛が秀吉を支え、天下取りを目指した。

 ドラマは、NHKで「桂ちづる診察日録」(10年)、「陽だまりの樹」(12年)などの時代劇を手がけた前川洋一さんが脚本を担当。官兵衛の最愛の妻・光(てる)を中谷美紀さん、官兵衛の息子で福岡藩初代藩主の黒田長政を松坂桃李さん、官兵衛を導く軍師・竹中半兵衛役を谷原章介さんが演じるほか、片岡鶴太郎さん、黒木瞳さん、柴田恭兵さん、桐谷美玲さん、南沢奈央さん、吉本実憂さん、内田有紀さん、竜雷太さん、高岡早紀さんらが出演することが発表されている。8月下旬にクランクイン予定で、放送は14年1月から。(毎日新聞デジタル)

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