注目ドラマ紹介:「夫婦善哉」 森山未來と尾野真千子がアホな夫婦に オダサク代表作を映像化

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 俳優の森山未來さんと女優の尾野真千子さんが夫婦役を務めるドラマ「夫婦善哉」(NHK)が24日、スタートする。“オダサク”こと織田作之助の小説が原作で、大正末期~昭和初期の大阪を舞台に“アホな夫婦”が苦労を重ねながら愛を育む姿が描かれる。

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 原作は、今年10月に生誕100年を迎える大阪生まれの無頼派作家・織田作之助の代表作で、主人公は化粧品問屋・維康商店の道楽息子の柳吉(森山さん)と貧しい家に生まれたおてんば娘の蝶子(尾野さん)の2人。2007年に発見された続編も初めて映像化し、九州・別府に渡った柳吉と蝶子の日々も描かれる。

 蝶子の父・種吉を火野正平さん、母・お辰を根岸季衣さん、幼なじみの小河童を青木崇高さんを演じるほか、佐藤江梨子さん、田畑智子さん、岸部一徳さん、平田満さん、草刈正雄さん、松田美由紀さんらも出演する。

 第1話は、柳吉と蝶子の出会いや勘当された柳吉のどうしようもない日々が描かれる。柳吉は、北新地のお茶屋に奉公に入り、人気の芸者となった蝶子を気に入り、2人は恋に落ちる。2人は駆け落ちし、東に向かうが、関東大震災に遭遇して大阪へとんぼ返り。勘当されてしまった柳吉は、蝶子に養ってもらいながらダラダラと日々を過ごすことになる。蝶子は、そんな柳吉を一人前にするために必死に働いて貯金するが、柳吉はそれを散財してしまう……。“アホ”だが憎めない夫婦を森山さんと尾野さんが演じる。

 ドラマは毎週土曜午後9時に放送。全4回。(毎日新聞デジタル)

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