ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんが、手塚治虫さんの名作「ブッダ」を劇場版アニメ化する全3部作の第2弾「BUDDHA2 手塚治虫のブッダ−終わりなき旅−」(小村敏明監督、2014年2月8日公開)で声優に初挑戦することが28日、明らかになった。独学で仏教を研究し、毎朝写経をしたり、般若心経の解説本を出版したりするなど、芸人きっての“仏教フリーク”という哲夫さんが演じるのは、不思議な老人・ブラフマン。「出てくるのはストーリーの中でも大事な場面なので、僕がしゃべった瞬間に映画館で失笑をいただかないように、ヘリウムガスを吸いながら録音できたらと思ってます」と冗談交じりに意気込みを語っている。
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「ブッダ」は、1972年から約10年にわたって連載された長編マンガで、のちにブッダとなるシャカ国の王子・シッダールタの生涯を描いた。単行本は全14巻で発行部数2000万部を誇り、米国で最も権威のあるマンガ賞の一つで「マンガのアカデミー賞」といわれる「アイズナー賞」の最優秀国際作品部門を04年と05年に受賞している。劇場版は3部作構成。その第1弾「手塚治虫のブッダ−赤い砂漠よ! 美しく−」は11年5月に公開された。
第2弾では、王子という身分を捨てたシッダールタと、行く先々で出会う人々との物語が展開する。哲夫さんは「手塚先生の『ブッダ』は、高校の図書館に全巻そろっていたので読みましたよ。マンガを読んでいるという不良性を誇示しながら、実は仏教に興味津々だったんです。初めて映画の声のお仕事をいただいたので、今から映画館に見にいくのが楽しみです」とコメントしている。
そのほかの声優は前作に続き、シッダールタ役を吉岡秀隆さん、シッダールタの父でシャカ国の王・スッドーダナ王役を能楽師の観世清和さん、シッダールタがかつて愛した女盗賊ミゲーラ役を水樹奈々さんが務める。また、母と姉をインドの大国・コーサラ国軍に殺され復讐(ふくしゅう)に燃える盗賊タッタ役を松山ケンイチさん、シッダールタの母・マーヤー天役を吉永小百合さんが演じることも発表されている。(毎日新聞デジタル)
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