注目の新譜:中島美嘉「僕が死のうと思ったのは」 衝撃的なタイトルと対照的な内容のラブソング

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 5月に発売したアルバムを引っさげ、全国を巡るコンサートツアー中の中島美嘉さんがニューシングル「僕が死のうと思ったのは」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)を28日に発表した。

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 衝撃的なタイトルの「僕が死のうと思ったのは」は、レーベルメートでもあるロックバンド「amazarashi」のボーカリストである秋田ひろむさんが書き下ろしたミディアムテンポのロックバラード。ウミネコが鳴いたから、杏の花が咲いたからなど、主人公の死のうと思ったあまりにも繊細な理由を重ね、曲の後半では愛する人の出現で世界を見る目が変わっていくスケールの大きなラブソングとなっている。寄り添うような親密さとぬくもりに満ちた中島さんの歌には、この曲の世界を柔らかな光で照らす、祈りに似た荘厳さがある。

 カップリング曲として、同じく秋田さんが書き下ろした軽快なロックナンバー「Today」と、かんぽ生命のCMソングとなっている2005年のヒット曲の別バージョン「桜色舞うころ−natural edition−」を収録。シングル「僕が死のうと思ったのは」は全4曲入り。ミュージッククリップを収録したDVD付きの初回生産限定盤は1575円。CDのみの通常盤は1223円。(毎日新聞デジタル)

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