石原さとみ:藤原竜也&山田孝之と再共演 特殊能力に翻弄されるヒロインに

(C)2014映画『MONSTER(仮)』製作委員会
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(C)2014映画『MONSTER(仮)』製作委員会

 女優の石原さとみさんが、「クロユリ団地」の中田秀夫監督の最新作で、藤原竜也さんと山田孝之さんがダブル主演する映画「MONSTER(仮)」で、ヒロインを演じることが10日、明らかになった。藤原さんとは「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(10年)に続く中田監督作品での共演で、山田さんとはドラマ「H2~君といた日々」(05年)以来、8年ぶりの共演で、既に撮影を終えた石原さんは「本番に臨む集中力の高め方、作品への向き合い方がお二人ともとてもプロフェッショナルで、役者としてとても刺激になりました」とコメントを寄せている。

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 映画は、カン・ドンウォンさんとコ・スさんの韓国2大スターを起用し、10年に韓国で200万人以上の動員を記録した映画「超能力者」のリメーク。藤原さん演じる“すべての人間を操る力を持つ男”と山田さんふんする“唯一、その能力が通じない男・終一”の宿命の対決を軸に、濃密な人間ドラマを盛り込んだアクションサスペンスで、石原さんは、ひょんなことから終一(山田さん)と出会い心を通わせていくも、男(藤原さん)の能力に身も心も翻弄され、悲劇に襲われる女性・叶絵を演じる。

 石原さんの出演は、中田監督からの「何としても叶絵は石原さんに演じて欲しい」という熱烈なラブコールにより実現。出演オファーが届いた時のことを「本を読んで、とても面白いと思ったので、素直にうれしかったのと、久々に中田組に参加させていただけるということでわくわくしました」と振り返り、自身が演じた叶絵については「操られる時の無感情さや、意識が戻った時のパニックさを演じるのは難しかったです。中田監督と話し合ったり、共演者の皆さんの芝居を受けて、MONSTERの世界に入ることができました」と話している。

 また石原さん演じる叶絵は、韓国オリジナル版とは異なる衝撃の結末の鍵を握る存在にもなっているといい、佐藤貴博プロデューサーは「よりドラマチックになった結末の重要な鍵を握るヒロインには、主演2人に負けない演技力と、華を持った女優でなければ務まりません。石原さんは、演技力はもちろん、今もっともノリに乗っているまさに“華”を持った女優で、最高のキャスティングが実現しました」と自信を見せ、「山田さんとの微笑ましいカップリング、藤原さんとの復讐心で対峙する緊張感、石原さんの幅広い魅力が劇中で全開してますのでお楽しみに」とファンにメッセージを送っている。

 映画「MONSTER(仮)」は14年公開予定。(毎日新聞デジタル)

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