ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
人気アニメ「ドキドキ!プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)の劇場版最新作「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス」(伊藤尚往監督)が26日に公開された。プリキュアシリーズは普通の女の子が妖精の力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーアニメ。2004年から放送されており、現在は第10弾「ドキドキ!プリキュア」が放送されている。劇場版第15弾となる今作では、謎の男・マシューによって過去の世界に飛ばされた主人公・相田マナ(声・生天目仁美さん)が、未来と思い出を守るために戦うというストーリーで、娘とともにプリキュアシリーズのファンだという俳優の谷原章介さんが、オリジナルの悪役キャラクターのマシュー役の声を担当している。
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ある日、マナは祖母と母が着た純白のウエディングドレスをもらう。結婚する日を夢見てはしゃぐマナだが、謎の男・マシューが現れ、マナを過去の世界へと飛ばしてしまう。大好きだった祖母や愛犬のマロに会えてうれしいマナだったが、菱川六花(声・寿美菜子さん)や四葉ありす(声・渕上舞さん)がいないことに気付き、思い出が変えられてしまったのではと疑う。思い出や大好きな人たち、そして未来を守るためにマナは立ち上がる……という展開。
今作の見どころは、劇場版ならではのダイナミックなアクションはもちろんのこと、これまで描かれることのなかったエピソードが見られることだ。マナと愛犬マロの物語に始まり、六花とありすの幼少時代、真琴のトランプ王国時代の姿などファンなら見逃せない内容となっている。さらにマナたちの未来の姿も垣間見られ、見応えは十分。物語も“思い出”や“未来”、“物を大切にすること”などをキーワードに、「ドキドキ!プリキュア」らしく愛も謎も深まる展開で、深く胸にしみ込んでくる。悪役を演じた谷原さんの渋い声がドラマを引き締め、悪に染まった理由も描かれていることから、敵側でありながら感情移入してしまう。ラストは大人でも思わずウルッときてしまうかも。26日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開中。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もOKと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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