人気アイドルグループ「AKB48」と姉妹グループの新イベント「AKB48グループ ドラフト会議」の開催が明日に迫った。国内のAKB48グループの全チームのキャプテン(SKE48はリーダー)が、29人の候補者の中から自分たちのチームに必要な人材を指名するという新しいイベント。プロ野球のドラフト会議をイメージさせるイベントで、会場も実際にプロ野球のドラフト会議が行われる東京都港区の「グランドプリンスホテル新高輪」で開催される。オーディションとの違いや選考方法、争奪戦が予想される有力候補など、AKB48の「ドラフト会議」について分かりやすく解説する。(毎日新聞デジタル)
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「AKB48グループ ドラフト会議」はAKB48、SKE48、NMB48、HKT48の全チーム(AKB48はチーム4を除く3チーム、SKE48は3チーム、NMB48は3チーム、HKT48は1チームの計10チーム)のキャプテン(SKE48はリーダー)が、各劇場支配人と協議の上、29人のドラフト候補者の中から自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定する。
オーディションとの違いは、候補者は自分の意思で加入するチームを選ぶことはできず、指名が重なった場合はキャプテンが行う抽選によって所属チームが決定する。志望しないチームから指名された場合の拒否権はあるが、チーム入りの権利を失う。ドラフト指名され、所属チームが決定した候補者は、「ドラフトメンバー」として劇場公演などの活動に参加していく。また、今までのオーディションでは、最終的に合格者は総合プロデューサーの秋元康さんが決定してきたが、今回は各チームのキャプテンに委ねられるというのもポイントだ。
応募できるのは、11歳以上の女性で2013年8月8日時点で特定のプロダクションに所属していない人。合格後、日常的に各所属先グループの専用劇場に通い活動ができることが条件だ。選考は、第1次審査(書類審査)、第2次審査(面接)、第3次審査(ダンス&ボーカル)をへて29人の候補者に絞られた。
候補の29人は、9月末からダンス、演技などのレッスンを始め、今月4日には各劇場昼公演に前座として出演した。ウェブを中心に自己PRもし、チームからの指名獲得に向けて猛アピールしている。
公式サイトでは候補者29人のプロフィール映像を各5バージョンずつ公開している。8日午後9時の時点で、最も再生回数が多いメンバーは愛知県出身の横島亜衿さん(13)。2位が、福岡県出身の山本茉央さん(17)、3位が栃木県出身の福士奈央さん(14)、4位が茨城県出身の磯佳奈江さん(20)、5位が千葉県出身の田北香世子さん(16)と続いている。現時点で閲覧数1位の横島さんは中学2年生で、SKE48とAKB48兼任の人気メンバー、松井珠理奈さんと“うり二つ”と評判で、偶然にも同じ愛知県出身ということでも「姉妹ユニット結成か?」とネット上で話題になっている。
HKT48の劇場支配人の指原莉乃さんは9月に行われたラジオ番組の会見で早くも「(指名する人を)1人決めてるんです」と発言し、SKE48の松井玲奈さんが「その子、SKE48でもらいますね」とけしかけるなど、有力候補に何チームから手が上がるのか。そして指名権を獲得するのはどのチームか。興味は尽きない。
荒井優希さん(15)▽磯佳奈江さん(20)▽上嶋歩花さん(13)▽加賀まどかさん(18)▽金子美玲さん(16)▽川本紗矢さん(15)▽小石公美子さん(18)▽神門沙樹さん(17)▽後藤萌咲さん(12)▽下口ひななさん(12)▽鈴木寧々さん(17)▽須藤凜々花さん(16)▽惣田紗莉渚さん(20)▽高塚夏生さん(13)▽高寺沙菜さん(13)▽高橋美緒さん(17)▽田北香世子さん(16)▽武井紗良さん(15)▽冨田圭乃さん(13)▽内木志さん(16)▽西山怜那さん(12)▽福士奈央さん(14)▽藤巻まりあさん(13)▽間島和奏さん(13)▽松本慈子さん(13)▽水田晶さん(16)▽村上遥さん(13)※11月10日に14歳▽山本茉央さん(17)▽横島亜衿さん(13)