福家警部補の挨拶:初回視聴率14.2%と好スタート 檀れいが刑事役に初挑戦

「福家警部補の挨拶」で主演を務める檀れいさん
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「福家警部補の挨拶」で主演を務める檀れいさん

 女優の檀れいさんが初の刑事役で主演を務める連続ドラマ「福家警部補の挨拶」(フジテレビ系)の第1話が、14日午後9時から15分拡大で放送され、平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。現時点で、「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)の18.9%、「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)の14.4%に続く今期3位の好スタートとなった。

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 「福家警部補の挨拶」は、大倉崇裕さんの同名推理小説が原作。檀さんが演じる福家は警部補に見えないビジュアルで、組織の上下関係や出世に興味はないが、捜査が始まると、誰も気づかない事件の真相を解く鍵を見つけていく。福家の上司でまじめな石松警部を人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さん、福家に振り回される二岡鑑識係を柄本時生さん、福家を目の敵にする石松警部の部下・田所警部補を中本賢さんが演じている。ドラマは、犯人を先に明らかにする倒叙ミステリーという形式になっている。

 第1話では、反町隆史さんが演じる人気脚本家・藤堂昌也が犯人として登場。骨董(こっとう)商の辻伸彦(有薗芳記さん)に脚本家としてのキャリアを脅かす古い原稿の取引を持ちかけられた藤堂は、取引に応じるそぶりをして辻を殺害する。藤堂は完全犯罪のための策略をめぐらすが、福家(檀さん)はその犯行を明らかにしていく……という展開だった。ドラマは毎週火曜午後9時から放送中。

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