映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「第38回 エランドール賞」の新人賞を、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に主演した能年玲奈さんをはじめ、橋本愛さん、木村文乃さんらが受賞し6日、東京都内で行われた授賞式に出席した。緑色のポップなドレス姿で登場した能年さんは、「一番お気に入りのドレスだったので、着てきました」と照れ笑いを浮かべていた。
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この日、赤い口紅が印象的だった橋本さんは、黒のフリルスカートに白いシャツを合わせたファッションで登場し、「大変すてきな賞をいただけて光栄に思っています」と笑顔。昨年多くの作品に出演した橋本さんは「『あまちゃん』はたくさんの反響があった。あんなに愛される作品に出演させていただくことができて、本当にうれしい」と喜びを語りつつ、「今年も何本か公開作があるので、劇場でご覧ください！ あ、テレビにも出ます！」と独特な表現でアピールしていた。
黒のシンプルなドレス姿で美脚を披露した木村さんは「すてきな賞に選んでいただけて光栄。私がいただいていいのだろうかと最初は素直に喜べなかった……」と率直な思いを明かしたが、「さらに一層また階段を上っていけるようにしたい」とさらなる活躍を誓った。プロデューサー奨励賞を受賞した映画「舟を編む」の孫家邦さん、菊池美世志さんに花束を贈った出演者の黒木華さんは、あざやかな黄色のワンピース姿で登場した。
「エランドール賞」は、日本映画テレビプロデューサー協会が主催で今回で38回目。年間を通じて、最も活躍した新人俳優に贈られる新人賞は、能年さん、橋本さん、福士蒼汰さん、綾野剛さん、木村さん、東出昌大さんが受賞。そのほかプロデューサー賞は、映画「そして父になる」の松崎薫さん、ドラマ「半沢直樹」の伊與田英徳さん、プロデューサー奨励賞は映画「舟を編む」の孫さん、菊池さん、ドラマ「リーガルハイ」の成河広明さんが受賞した。また、特別賞はNHK「あまちゃん」制作チームに贈られた。授賞式には、黒木さんをはじめ、「半沢直樹」に出演した俳優の香川照之さん、長谷川博己さん、人気作家の有川浩さん、「あまちゃん」で主人公の祖母役を演じた宮本信子さん、皆川猿時さん、小池徹平さんらも祝福に駆けつけた。
