アニメ質問状:「いなり、こんこん、恋いろは。」 聖地・伏見の空気感がヒントに

(C)2014 よしだもろへ/KADOKAWA 角川書店刊/いなり製作委員会(C)京都府 まゆまろ 13176(C)2013 City of Kyoto.All rights reserved.
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 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は「いなり、こんこん、恋いろは。」です。高橋亨監督に作品の魅力を語ってもらいました。

ウナギノボリ

 −−作品の概要と魅力は?

 神社が大好きな中学生・伏見いなりは、とあることをきっかけに神様から他人に変身できる能力を授かります。そんないなりの恋や友情のお話です。次々登場する、一癖も二癖もある神様たちにも注目してください。

 −−アニメにするときに心がけたことは?

 原作マンガがあるので、その雰囲気、読後感を壊さないように心がけています。

 −−作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 舞台、モデルである伏見稲荷大社やその周辺をロケーションさせていただいたときに、非常に協力していただいたのはとてもうれしかったです。建物や風景はもちろんのこと、現地の方々にお話を聞かせていただき、実際に伏見に住んでいる方々の目線を感じられたのは、映像を作る上でのヒントにもなっております。逆にここまで協力していただいて、「変なものにはできないな」というプレッシャーにもなっています。余談ですが、山を登るのは運動不足の自分には非常に大変でした。

 −−作品の舞台である京都でイベントなどを行っていますが、地元の反応はいかがでしょうか?

 放送が始まってからは行けてないので、正直分かりません……。楽しんでいただけていればうれしいです。

 −−今後の見どころを教えてください。

 普通の女の子が神様の力を持ってしまったことで、神様が普通の女の子に力を与えてしまったことで、大きな問題が起きていきます。どうなるのか注目してください。

 −−ファンへ一言お願いします。

 初めて伏見稲荷大社に行ったとき、山の空気に「うか様」がいるような気がしました。そんな空気を感じに伏見稲荷に行くのもよいかもしれません。残念ながらアニメでは描けなかった面白い部分が原作マンガにはたくさんあります。アニメーションをきっかけにファンの皆様にいろいろな楽しみ方をしていただけるとうれしいです。

 監督 高橋亨

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