JAEPO：美人顔に整える最新プリ機がお目見え

　最新のアーケードゲームが勢ぞろいする年に一度のイベント「ジャパン アミューズメント エキスポ（JAEPO）2014」が14日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で一般公開された。アイドルグループ「AKB48」のメンバーがゾンビとなって襲いかかる「セーラーゾンビ ～AKB48 アーケード・エディション～」（バンダイナムコゲームス）が初お披露目されているほか、女子高生や女子大生を中心に人気を集めるシールプリント機（プリ機）では、美人顔に整える新機能を搭載した機種も登場し、注目を集めている。

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　JAEPOは、「アミューズメントマシンショー」（AMショー）と「AOUアミューズメント・エキスポ」が合体し、日本アミューズメントマシン協会（JAMMA）と全日本アミューズメント施設営業者協会連合会（AOU）などの主催で13年から毎年開催。今年は中国の3社を含む46社が出展し、最新のアーケードゲーム機やクレーンゲームの景品、関連製品など約1000点が一堂に会した。今年は「やっぱりゲーセンは、たのしい！」をテーマに、ショッピングセンターにもゲーム機が並ぶようになった現在を反映し、子ども向けアーケードゲーム、女性に人気のシールプリント機など、年齢性別を問わず誰でも楽しめる身近なエンターテインメントがそろった。

　シールプリント機は、目を大きく、顔を小さく、足を長くするという従来の機能に加え新機能を搭載した新機種が出展された。フリューの「I・P」は、つややかな髪で顔色もよく、目鼻立ちが際立つ最新画像処理機能を搭載。バンダイナムコゲームスの「PLATINUM BALANCE」は、人気モデルや芸能人100人以上の顔を分析した「美人顔バランス」に、全体的に近づける新技術でユーザーの顔を「整える」ほか、アプリでスマートフォンと連動し、ゲームセンターの外でも落書きが楽しめる。

　コナミのブースでは、ドーム型ガンシューティングゲーム「スティールクロニクル ガーネッシュ」や、スナイパーを題材にしたアーケードゲーム「SILENT SCOPE(サイレントスコープ）」の最新作、人気音楽ゲーム「BEMANI」「pop’n music」シリーズの最新作が登場。子ども向けアーケードゲームでは、マンガやテレビアニメ、トレーディングカードゲームとメディアミックスが話題となっているセガの「ヒーローバンク」が人気を集めていた。

　クレーンゲームなどのプライズ（景品）では、「ONE PIECE」や「進撃の巨人」といった人気マンガ・アニメのキャラクターに加え、LINE（ライン）のスタンプで人気のキャラクター「チェリーココ」「おじぱん」、人気ブラウザーゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」のグッズが目立った。