井上三太さんの人気マンガ「TOKYO TRIBE2」を鬼才・園子温監督が実写映画化する「TOKYO TRIBE」の第2弾キャストが発表され、俳優の佐藤隆太さん、窪塚洋介さん、染谷将太さん、竹内力さんら22人の出演が明らかになった。佐藤さんは街を牛耳る「ブクロWU-RONZ」と敵対する「ムサシノSARU」のリーダー・テラ役で、竹内さんは大物ヤクザのブッバ、窪塚さんはブッバの息子・ンコイを演じる。

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　原作は、架空の街“トーキョー”を舞台に、若者たちの日常を描いた青春マンガ。ストリートギャングたちの抗争を中心に、暴力、犯罪、友情など、ストリートの日常を過激に描写して話題を集め、コミックスは全12巻で累計250万部を突破している。初の実写化となる映画では、近未来の“トーキョー”を舞台に、「ブクロWU-RONZ」のトップに君臨するメラと「ムサシノSARU」の海を中心に、トーキョー中のトライブ（族）を巻き込んだ激しい大抗争が描かれる。

　ブッバ役の竹内さん、ンコイ役の窪塚さんをはじめ、「WU-RONZ」側は、大司祭役にでんでんさん、ブッバの妻・エレンディア役に叶美香さん、娘のKESHA役に中川翔子さんを起用。「ムサシノSARU」側では、テラ役の佐藤さんのほか、キム役に石田卓也さん、のりちゃん役に市川由衣さん、「SARU」と友好関係にある「シンヂュクHANDS」の巌役を大東駿介さん、MC SHOW役を染谷さんが演じる。このほか、MC漢さん、D.Oさん、ANARCHYさん、SIMONさんといった人気ヒップホップアーティストの参戦も決定。注目のヒロインは、第3弾キャストで発表されるという。

　テラを演じる佐藤さんは「原作をリアルタイムで読んいた世代なので、まさか自分がテラさん役で登場することになるとは」と驚きを隠せない様子で、「“園組”への参加も初めてとなりますが、撮影現場のグルーヴ感に圧倒されました。作品もものすごいことになっていると思うで、ぜひ完成に期待してください」と話している。また、園監督も「最高に熱い映画ができそうな予感。今からワクワクするぜ！　いままで見たことのないトーキョーで出演者が全員暴れまくっているので、ご期待ください」と呼びかけている。

　映画「TOKYO TRIBE」は8月30日から全国で公開され、ヨーロッパなど海外での配給も決定している。

新たに発表されたキャストは以下の通り（敬称略）

佐藤隆太▽大東駿介▽石田卓也▽市川由衣▽ベルナール・アッカ▽丞威▽高山善廣▽松浦新▽石井勇気▽坂口茉琴▽佐々木心音▽中野英雄▽叶美香▽中川翔子▽MC 漢▽D．O▽ANARCHY ▽SIMON▽染谷将太▽でんでん▽窪塚洋介▽竹内力