女優の柴咲コウさんが映画「喰女−クイメ−」(三池崇史監督、8月23日公開)で演じる「お岩」のビジュアルが1日、公開された。特殊メークには約4時間を要したといい、柴咲さんは「こんなに大がかりな特殊メークは初めてでしたが、刺激的でグロテスクなビジュアルが、とても気に入っています。三池監督の手により一層気味悪く、えたいの知れない感じのお岩に仕上げていただきました」と話している。
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「喰女−クイメ−」は、「四谷怪談」をモチーフとした映画で、主演の市川海老蔵さんが企画に参加。海老蔵さんが舞台「真四谷怪談」の主役・伊右衛門役に抜てきされ、恋人がいながら共演者に手を出したことをきっかけに恐怖のどん底に陥る俳優・長谷川浩介を演じる。柴咲さんは浩介の恋人で、お岩役を演じるスター女優・後藤美雪役として出演する。
海老蔵さんは、柴咲さんについて「今回初めてご一緒させていただきましたが、想像を絶するような感受性と、テレビや映画の画面から見えない可愛さを持った方です。これ、ずるいですよね。“スーパーヒロイン”柴咲コウが演じるお岩、ぶっちゃけ怖いです。この映画を客席で見ている方の右後ろにも、きっと、“最恐”のお岩が現れると思います」とコメント。柴咲さんは「現場では、やっぱり市川海老蔵さんの破天荒ぶりが一番怖かったですが、それに負けないお岩の怖さを通して、女性の憎しみや、悲しみ、孤独感が表現できればうれしいです」と話している。
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