アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の八乙女光さんが3日、東京・渋谷の劇場「Bunkamura シアターコクーン」で行われた主演舞台「殺風景」の会見に、共演の荻野目慶子さん、西岡徳馬さんらと登場。今作でストレートプレー(演劇の舞台)初挑戦となる八乙女さんは、「すごい人たちと芝居できるのは一生に一度という気持ちでやっている。いい勉強になっています」と手応えを語った。
ウナギノボリ
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舞台は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の全作品の作・演出を手がける劇作・演出家の赤堀雅秋さんによる書き下ろしで、かつて炭鉱町として栄えた地方都市を舞台に、経済的に切迫し、母親が持ち込んだある計画にのめりこんでいく、ヤクザ一家の菊地家の物語だ。八乙女さんは菊地家の次男・稔役で、西岡さんは父で菊地組組長の国男役、荻野目さんは母親役、大倉孝二さんが兄役を演じており、菊地家の隣人役でキムラ緑子さんも出演する。
この日は報道陣向けに一部シーンが公開され、八乙女さんは金髪姿で荒々しい芝居を披露。劇中では現在と過去が交互に描かれ、八乙女さんは稔と若き日の国男の2役にも挑戦しており、西岡さんは「八乙女は稽古(けいこ)中から良くなっていくので楽しかった。これからもっと良くなる。力がついたねと言われると思う」と太鼓判を押した。八乙女さんは恐縮しながらも、共演者から日々学んでいると明かし、「大倉さんの絶妙な“間”を吸収したい」と貪欲に語っていた。舞台「殺風景」は同日から25日まで同劇場で上演され、30日~6月2日に大阪でも公演を行う予定。
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