フジ・亀山千広社長:「バイキング」低迷の打開策「地方を味方に」

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 4月にスタートした昼の新番組「バイキング」(毎週月~金曜午前11時55分)について、フジテレビの亀山千広社長は30日、東京・台場の同局で行った定例会見で、「地方の応援が必要。味方を作っていってほしい」とコメントした。

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 亀山社長は「昔、『めざましテレビ』で伊藤利尋アナが全国のものを朝から食べる企画があった。あの企画をやることによって、数字がガンガン上がった。つまり、地元の応援が必要」と過去のエピソードを披露。「(バイキングに)『いいとも』にはなかったロケに出るというコーナーがある。近場もいいが、できる限り系列(局)をまわって地方を味方につけていくことがいい」と打開策を提案した。

 また苦戦している“月9”ドラマ「極悪がんぼ」については、「もっと激しくやってもらってもいい。もともとそういう原作。裏稼業のドラマである以上、そこをどう描くか。この際気にせず思い切りやってほしい。視聴率は面白さのバロメーターと思ってほしいので、理屈でなく思い切り面白くしてほしい。1時間くぎづけになるような作り方をしてほしい」と注文した。

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