人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ（ももクロ）」の“あーりん”こと佐々木彩夏さんが11日、東京都内で行われた劇場版CGアニメ「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」（21日公開、さとうけいいち監督）の完成披露舞台あいさつに登場。4月に番組収録中、全治2カ月の左足関節外果骨折をした佐々木さんは、この日は松葉づえなしで登場し、「歩けるようになりました。ご心配おかけしました。走ったり踊ったりできるように練習しています」と現状を報告。集まったファンから、「あーりん、おめでとう」「頑張ったね」と温かい言葉がかけられると、佐々木さんは満面の笑みで応えていた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　この日、18歳の誕生日を迎えた佐々木さんは、お姫様風のピンクのロングドレス姿で登場。会場には、18歳にちなみ、18万円かけたという特注の高級ケーキが用意され、ファンからも祝福された佐々木さんは、「こんなにたくさんの人にお祝いしてもらって最高の誕生日！　18歳は制約がなくなって自由になったので、ももクロと個人の活動を頑張りたい！　フル活動していきたい」と意気込んだ。

　「LEGEND of SANCTUARY」は、数あるエピソードの中でも最も人気の高い「聖域十二宮編」を最新の映像技術で描いた意欲作。星矢ら青銅聖闘士（ブロンズセイント）が、命を狙われた女神・アテナを守るため、聖闘士の本拠地である「聖域（サンクチュアリ）」で、最強の戦士・黄金聖闘士（ゴールドセイント）と壮絶な死闘を繰り広げる……という内容。佐々木さんは女神・アテナ（城戸沙織）役を演じている。

　アフレコ初挑戦という佐々木さんは、「どう頑張ったらいいかも分からなくて不安だったけど、監督に新しい聖闘士星矢を作ろうと言われて安心した」と振り返った。さとう監督は「リズム感がよろしくて、（他のキャストとの）からみ方もうまい。新しいあーりんを見ることができると思う」と太鼓判を押していた。この日の舞台あいさつには、主人公・ペガサス星矢役の石川界人（かいと）さんら主なキャストも登場した。