羽生結弦選手:「24時間テレビ」でアイスショー生中継 被災地への思い胸に

日本テレビ提供
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 ソチ冬季五輪で金メダルを獲得した男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が、日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ37 愛は地球を救う」に出演し、アイスショーを生中継で披露することが2日、明らかになった。仙台市出身の羽生選手は東日本大震災の被災地への思いを胸に演技を生披露し、3年間に及ぶ取材映像では羽生選手から被災地への思いも語られるという。

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 羽生選手が出演するのは「羽生結弦 被災地への思いを胸に 一夜限りのアイスショー」と題した企画。「応援してくれた方々に感謝の気持ちを込めて演技を披露してもらえないか」という番組側からの依頼に、自らも仙台市で被災した経験を持ち、「一人では金メダルを獲ることはできなかった」と語る羽生選手が承諾して実現した。

 アイスショーでは、震災があった2011年のシーズンのフリープログラム「ロミオとジュリエット」を披露する予定。番組で公開される取材映像には、震災当時に羽生選手が一家で過ごした避難所だった体育館を訪れる様子も収録、羽生選手が自ら撮影したという写真を見ながら当時を振り返って家族でおにぎりを分け合ったエピソードも明かすといい、被災直後に「多くの被災者がまだ苦しい生活を強いられている中で、自分はスケートを滑っていていいんだろうか」と苦悩する姿も収められている。

 「24時間テレビ37」は、「小さなキセキ、大きなキセキ」をテーマに、「関ジャニ∞」がメインパーソナリティーを務め、人気グループ「TOKIO」の城島茂さんがチャリティーマラソンに挑戦する。番組は8月30、31日に放送予定。

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