ハイスコアガール:自主回収を発表 マンガ連載は継続

押切蓮介さんの人気マンガ「ハイスコアガール」5巻
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押切蓮介さんの人気マンガ「ハイスコアガール」5巻

 ゲーム会社のSNKプレイモア(大阪府吹田市)が、自社のゲームキャラクターをマンガに無断で掲載されたとして刑事告訴し、大阪府警が5日にスクウェア・エニックスを著作権法違反の疑いで捜索したことが分かった。これを受けてスクウェア・エニックスは6日、押切蓮介さんの人気マンガ「ハイスコアガール」を自主回収すると発表した。同社広報室は「弊社は著作権侵害の疑いはないと考えているが、世間を騒がせているため自主回収を決めた」と話している。

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 回収をするのは、コミックスの1~5巻とファンブック。電子書籍の配信も順次停止するが、購入済みのものは読むことができる。ビッグガンガンでの連載は続ける方針。

 ハイスコアガールは、1990年代の懐かしのゲームをテーマにした作品。「増刊ヤングガンガン」2010年Vol.11と「増刊ヤングガンガンビッグ」11年Vol.1~3の掲載をへて、11年10月から「月刊ビッグガンガン」で連載しており、看板作品の一つ。ゲームに熱中する主人公・矢口ハルオと、お金持ちのお嬢様・大野晶が、人気格闘ゲーム「ストリートファイター2」(カプコン)の対戦をきっかけにケンカしつつも少しずつ仲良くなる……という物語。現在は、高校生編が連載中で、テレビアニメ化も発表された。

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