コミケ86:初日来場者は17万人 前年夏から4万人減も企業ブース盛況

「コミックマーケット86」初日の「ワーナー」ブースを彩ったコンパニオン
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「コミックマーケット86」初日の「ワーナー」ブースを彩ったコンパニオン

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)86」が15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まった。初日の来場者数は約17万人で、過去最多を記録した昨年夏の「84」の約21万人を4万人下回った。「84」の初日は土曜日だったが、今回の「86」の初日が平日だったことも影響しているとみられる。

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 それでも、企業ブースにある人気作品の限定グッズを買い求める人で会場には長い列ができ、「ワーナー」「アニプレックス」「KADOKAWA」などのブースが人気を集めていた。イベントは17日まで。

 コミックマーケットは、マンガや小説、ゲームソフトなどさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。1975年から始まり、現在は夏と冬の年2回開催され、1日の動員数は20万人近く、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。今回は、3日間で例年と同規模の約3万5000サークルが出展する見通しで、最終日の17日に歌手の小林幸子さんが初参加することも注目を集めている。

 初日は、テレビアニメ化も決定した「艦隊これくしょん−艦これ−」や「ファイナルファンタジー」などのゲームや「TIGER & BUNNY(タイバニ)」「Free!」「アイカツ!」などのアニメやマンガなどを扱う約1万1800サークルが出展。また企業ブースの前では、コンパニオンたちが人気キャラクターに扮(ふん)したコスプレを披露し、会場に花を添えていた。2日目の16日は、同人ゲームから生まれた作品群「東方Project」などを扱う約1万1700サークルが参加する。 

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