ナースのお仕事:12年ぶり新作放送決定 物語も12年後のストーリー

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 女優の観月ありささん主演の人気ドラマ「ナースのお仕事」(フジテレビ系)の新作スペシャルドラマが、10月31日と11月1日に2夜連続で放送されることが17日、明らかになった。2002年の連ドラ「ナースのお仕事4」以来、12年ぶりの新作で、物語も前作から12年が経過した朝倉いずみ(観月さん)の姿を描く。

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 「ナースのお仕事」は、1996年に始まり、97年、2000年、02年に連続ドラマがあり、ほかにもスペシャルドラマが1作、劇場版が1作ある大ヒットシリーズ。ドジだけど、放っておけない性格の看護師のいずみが患者と向き合う姿を中心に描いた病院コメディー。いずみが失敗をしたときに、看護師の先輩、尾崎翔子(松下由樹さん)が「あさくらー!」としかり、いずみが謝るように「せんぱーい!」と応える掛け合いも人気を呼んだ。観月さんと松下さんの共演は、09年に同ドラマのキャスト・スタッフで製作された映画「ベイビィ ベイビィ ベイビィ!」(両沢和幸監督)以来5年ぶりとなる。

 今回は、「離島編」と「再会編」の前後編が2夜連続で放送される。「離島編」では、夫の高杉健太郎(藤木直人さん)の実家のある島に開院した診療所で働くいずみのもとに、若葉会総合病院第一病棟師長の翔子(松下さん)がいずみの近況を知りに訪ねてくる。数日後、若葉会医療法人の水島龍太郎(岡田浩暉さん)が高杉に、米国への研修留学を勧める。そんな中、島に台風が近づいてきて……というストーリー。「再会編」では、高杉が米国に行くことになり、翔子の家に居候して若葉会総合病院で働くことになったいずみの姿が描かれる。観月さん、松下さん、藤木さん、岡田さんのほか、要潤さん、石原良純さん、伊藤かずえさん、益岡徹さん、吉行和子さんらも出演する。

 今回の新作に、観月さんは「12年がたっているので『大丈夫かな?』と、本人たちが一番、心配していました。でもナース服を着ると、いずみに戻れるので不思議です」と話した。さらに「ナース服は、久しぶりの友人と会ったような感覚なんです。ドラマが始まると必ず、松下さんとナース服の丈を合わせているんです」と打ち明けた。「コメディーとして、もっと面白いとか、アナログ方式で、いろいろな挑戦しています。パート4よりもパワーアップした作品になると思います」と意気込んだ。一方の松下さんも「台本をいただいたときに、大丈夫かなという思いがありましたが、読んでいたら、イメージがどんどん出てきました。打ち合わせをせずに、(いずみとの)コンビ復活が自然とできました」と撮影を振り返った。

 「離島編」は10月31日午後9時から、「再会編」は11月1日午後9時から放送。

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