所さんの目がテン!:沖縄・西表島で新種生物を発見! 番組名を命名へ

「所さんの目がテン!」で発見され「メガテンガニ」として申請中の新属新種のカニ=日本テレビ提供
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「所さんの目がテン!」で発見され「メガテンガニ」として申請中の新属新種のカニ=日本テレビ提供

 タレントの所ジョージさんが司会を務める教養バラエティー番組「所さんの目がテン!」(日本テレビ系、毎週日曜午前7時)が、沖縄県の西表島と周辺の海で新種生物の捜索を行い、それぞれ2種、計4種類の新種を捕獲したことが27日、明らかになった。そのうちの1種には、番組にちなんで「メガテンガニ」と名づけ、論文発表と認証を経て、早ければ来春には正式名称として認められる見通し。

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 番組放送25周年を記念して、番組名の「目がテン!」を、発見した新種生物に名付けるというプロジェクト。調査は、7月に沖縄県西表島で行われ、同番組で実験プレゼンターを務めるタレントのユージさんと、琉球大学熱帯生物圏研究センターの成瀬貫(なるせ・とおる) 助教が海を調査し、ヤドカリに近いクダヒゲガニ科の一種と、甲羅の特徴と、生殖器の形や位置などから、これまで発見されていない新属新種のカニを捕獲した。

 一方、陸上では、日本テレビの安村直樹アナウンサーと、東京農業大学農学部昆虫学研究室の小島弘昭(こじま・ひろあき)教授が、インドで発見されたゾウムシの種類と異なるツノクモゾウムシの一種と、鱗片によって形成された斑紋が近縁種と違うヒメクモゾウムシの一種を捕獲したという。

 「所さんの目がテン!」は、身の周りのさまざまな物事を科学的に解き明かすバラエティー番組。1989年10月1日に放送をスタートし、放送枠移動も挟みながらこれまでに1244回(9月21日放送回まで)放送してきた長寿番組。プロジェクトの模様は、ゲストにビートたけしさんを迎え、28日から2週にわたって放送される。

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