注目アニメ紹介:「ワールドトリガー」 ジャンプの人気SFマンガが原作

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
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(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の葦原大介さんの人気SFマンガをアニメ化した「ワールドトリガー」が5日からスタートする。地上を侵略しようと異次元からやってくる近界民(ネイバー)の空閑遊真(くが・ゆうま)と、地上を守るために戦うボーダーと呼ばれる組織の隊員・三雲修(みくも・おさむ)が未知なるものとの遭遇や戦いを通して成長していく姿を描く。

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 日本のどこかにあるという三門市は28万人が住む普通の街だったが、異世界の門(ゲート)が開いた瞬間から日常を失ってしまう。地球上の兵器が通用しない近界民に街が滅ぼされるのを待つしかないという状況の中、突然現れた謎の一団が侵略者を撃退する。近界民の技術を研究した界境防衛機関「ボーダー」が、「こちら側」の世界を守り始めてから4年後、近界民の少年・遊真と、ボーダー見習いの修が出会ったことから、世界の歯車は回り始める……という展開。

 ボーダーは元々は近界民の文明を支えるテクノロジーだった「トリガー」という武器を使い、近界民が差し向けるトリオン兵に対抗する。近界民は門の向こうの「あちら側」の世界の住人であり、宇宙のような空間に星のように浮かんでいる複数の惑星国家からやってくる。近界民にもそれぞれの立場があり、全てが地球に敵対的というわけではない。同様に、ボーダーの組織内部も近界民に対する態度で三つの派閥に分かれ、一枚岩ではない。そうした状況で、正反対の価値観を持つ遊真と修という2人の少年が互いに引かれ合い、「こちら側」と「あちら側」を大きく変革するトリガー(引き金)となっていく様が描かれる。

 空閑遊真は「オレカバトル」の村中知さん、三雲修は「進撃の巨人」の梶裕貴さん。アニメーション制作は「京騒戯画」や「ハピネスチャージプリキュア!」の東映アニメーションが担当する。テレビ朝日系で毎週日曜午前6時半に放送。

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