SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまでさまざまなジャンルのテレビ番組を、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は5日から毎週日曜午後5時に放送されるアニメ「七つの大罪」(MBS・TBS系)だ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
鈴木央さんが「週刊少年マガジン」(講談社)に連載中のマンガが原作。昔リネオス王国の転覆を謀ったとされる悪の騎士団「七つの大罪」は行方不明になったものの、王国を守る正義の聖騎士に追い回されている。だが王女のエリザベスは、傍若無人な聖騎士の横暴に耐えかね、「聖騎士に対抗できるのは『七つの大罪』のみ」と考えて彼らを探す旅に出る。放浪の末、疲れ果てたところで不思議な少年・メリオダスに出会う。
原作は、連載開始からすぐに話題となり、2014年のマンガ大賞にもノミネートされ、関係者からは「アニメ化は時間の問題」といわれていた。“悪”として追われる「七つの大罪」と、“正義”を掲げながら庶民を苦しめる「聖騎士」という、正義と悪の逆転した立ち位置が新鮮だ。そこに王道のファンタジーアクションが描かれ、さらに各キャラクターの魅力的なエピソードも展開され、世界の謎が少しずつ明かされていく。
第1話を見て感じたのは、誰もが楽しめる作品に仕上げている完成度の高さはもちろんのこと、ファンタジーの王道ストーリーと笑いのバランスが絶妙だということだ。人の言葉が話せるブタで、メリオダスの頼れる(?)相棒「ホーク」は、存在感は抜群。さらにエリザベスにすぐ抱きつくメリオダスのちょっぴりエッチな困った性格が、ゆるーい雰囲気を生み出している。第1話のクライマックスで、派手なアクションとシリアスなシーンが心を打つのは、緩急をつけているからこそだろう。
このバランス感覚は、「鋼の錬金術師」や「青の祓魔師(エクソシスト)」などにも共通しており、MBS制作のアニメ枠“日5”や“土6”が見せてきたお家芸ともいえる。数少ない全国放送のアニメとして、作品の質はもちろん、数字的な結果にも期待したい。
人気アニメ「忍たま乱太郎」の新作劇場版アニメ「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が12月20日に公開され、先行上映を含む累計興行収入が約2億9000万円を記録したこ…
劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」が制作され、2025年冬に…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のポップアップストアが、2025年1月17日から池袋パルコ(東京都豊島区)、福岡パルコ(福岡…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメが制作されることが12月23日、明らかになった。タイ…
2024年12月24日 01:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。