注目アニメ紹介:「山賊の娘ローニャ」 宮崎吾朗がテレビアニメ初挑戦 3DCGでセルアニメ調に

(C)NHK・NEP・Dwango,licensed by Saltkrakan AB,The Astrid Lindgren Company
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(C)NHK・NEP・Dwango,licensed by Saltkrakan AB,The Astrid Lindgren Company

 スタジオジブリの劇場版アニメ「ゲド戦記」「コクリコ坂から」で知られる宮崎吾朗監督が初めて手がけたテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」がNHK・BSプレミアムで11日、スタートする。宮崎監督が初めてスタジオジブリを離れて制作したことや、3DCGアニメに初挑戦したことが話題になっている。

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 「山賊の娘ローニャ」は、「長くつ下のピッピ」シリーズなどで知られるスウェーデンのアストリッド・リンドグレーンの同名の児童文学が原作。森の巨大な古城に暮らす山賊・マッティスの一人娘のローニャが、不可思議な生物が生息する森で生きるすべを学んでいく……というストーリー。ローニャは父が対立する山賊の息子・ビルクと出会い、最初はぶつかり合いながらも、助け合ううちに“兄弟”と呼ぶほど仲良くなっていく。

 アニメでは、親子の愛や少女の成長が描かれる。ローニャは山賊稼業の父に対する疑問や世代間のギャップなどに向き合いながら、成長していく。また、3DCGによってセルアニメ調のタッチを再現したアニメーションも注目される。

 「コクリコ坂から」などの白石晴香さんがローニャ、映画「ナルニア国物語」の吹き替えなどを担当してきた宇山玲加さんがビルクの声優を務める。3DCG制作会社のポリゴン・ピクチュアズが制作し、スタジオジブリも制作に協力している。NHK・BSプレミアムで10月11日から毎週土曜午後7時に放送。

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