プリキュア:中島愛&潘めぐみが劇場版を語る チームワークは抜群!

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 人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)のシリーズ第11弾「ハピネスチャージプリキュア!」の劇場版アニメ「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」が11日、公開される。「見どころは全編!」と語るキュアラブリー(愛乃めぐみ)役の中島愛さんとキュアプリンセス(白雪ひめ)役の潘めぐみさんに劇場版やテレビアニメ版について聞いた。

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 ◇プリキュア声優になって自分が変わった

 「プリキュア」シリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジー。2004年の第1弾「ふたりはプリキュア」から毎年新シリーズが放送されており、現在テレビ放送中の第11弾「ハピネスチャージプリキュア!」は、困っている人を放っておけない元気で明るい中学2年生の愛乃めぐみらがプリキュアに変身して、悪の組織・幻影帝国と戦う姿を描いている。

 「ハピネスチャージプリキュア!」がスタートしたのは2月で、中島さんは「昨日、スタートしたかのような気持ちです。もう折り返しが過ぎて、最終回が近付いている……と考えると切ない」と振り返る。キュアハニー(大森ゆうこ)役の北川里奈さん、キュアフォーチュン(氷川いおな)役の戸松遥さんを含めた「プリキュア声優」について、潘さんが「あっという間に感じるのは充実しているからだと思う。収録以外でも(ほかのキャストと)付き合いがあるので、ずっと一緒にいる感じがする」、中島さんが「作品があるから仲良くしなくちゃ……とかではなく。不思議なことにアフレコが始まってすぐから“チーム感”があった」と話すように、チームワークは抜群のようだ。

 4人のプリキュア声優は「ほとんど同世代」といい、お互い支え合うのが“ハピネスチャージチーム”のスタイルのようで、中島さんが「潘ちゃんは芯があって、いつもサポートしてくれる。戸松遥ちゃんはどっしりしていて頼れる。北川里奈ちゃんはすごい母性がある。私は“元気に頑張る担当”なので、情けない……」、潘さんが「まめぐ(中島さん)ちゃんの背中を見て、私も頑張らないと!と思う」と話した。

 また、半年以上、プリキュア声優を務めたことで、潘さんが「日ごろから元気だけど、もっとパワフルになった。ときめきに敏感になったんです」、中島さんが「一歩踏み出すのが苦手なので、めぐみ(キュアラブリー)がうらやましい……と思っていたけど、自然と前を向けるようになってきた。自分が変わったという手応えがあります」と、演じる中で変化があったという。

 ◇心が突き動かされる作品に

 劇場版は、キュアラブリーらが、人形たちの楽園・ドール王国を、謎の男・ブラックファングから救うために戦う姿が描かれる。中島さんは見どころを「プリキュア4人の成長。今までぶち当たったことがない壁にぶち当たる。幸せになるため頑張るという気持ちがあるけど、頑張ってもダメな時もある。それを乗り超えるんです。自分としても胸に突き刺さるようなせりふがある」と話す。

 「プリキュア」シリーズは、愛や友情、希望など普遍的なテーマを取り扱っていることでも知られている。中島さんは、劇場版について「繊細で丁寧、でもダイナミックなんです。大人が見ても考えさせられるところがあるし、シンプルなテーマなので、子供も理解できると思います」と魅力を語り、潘さんも「心が突き動かされる作品です。年齢を問わず楽しめると思います」と話す。

 また、劇場版は千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが“本人役”として登場することも話題になっている。中島さんは「アニメの中でも、皆さんがご存じのふなっしーさんそのものなんです。ふなっしーさんの『皆さんを楽しませたい!』という思いはプリキュアに通じるところがあるのかもしれません」と活躍を絶賛する。

 劇場版では、ミラクルライトと呼ばれるグッズが観客に配られ、子どもたちが点灯するライトを振りながら戦うプリキュアを応援するのがおなじみの風景になっている。中島さんは「映画館のうしろの方の席からみんながライトを振る姿を見たいです! それを想像しながら、子どもの目線に立って収録したんですよ」と話していた。

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