マッサン:阪堺電車にラッピング電車 西川きよし「スタートから快調」

「マッサン」のビジュアルをデザインしたラッピング電車の出発式に出席した女優の夏樹陽子さんとタレントの西川きよしさん(左)=NHK提供
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「マッサン」のビジュアルをデザインしたラッピング電車の出発式に出席した女優の夏樹陽子さんとタレントの西川きよしさん(左)=NHK提供

 9月29日から放送をスタートしたNHK連続テレビ小説「マッサン」のビジュアルをデザインしたラッピング電車の出発式が9日、大阪・阪堺電車の我孫子道駅車庫で行われた。玉山鉄二さん演じるマッサンが働く大阪・住吉酒造の田中大作社長とその妻を演じる西川きよしさんと夏樹陽子さんが登場し、「世界にこの一車両だけです! すごい!」と乗車した感想を語り、「本当にスタートから快調です」とアピールした。

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 ラッピング電車は、国内現役最古の車両「モ161形」に、「マッサン」のビジュアルをデザイン。車内には、出演者のコメントや、ドラマの進行に合わせたポスターを掲出するなど、ドラマの舞台である住吉・帝塚山エリアの魅力をアピールしている。運行は2015年3月下旬までを予定している。

 夏樹さんは「この住吉は、私にとっても、子供の頃に住んでいた土地でもありますので、とても思い出のある場所です」とにっこり。西川さんも「このあたりには思い出がいっぱい詰まっています。そこの牛乳販売店でずっと牛乳配達をやらしていただいて、商店街を歩いてました」と縁のある場所であることを明かした。

 ラッピング電車について夏樹さんは「中もマッサン一色ですし、ひとつひとつの駅もとてもかわいらしくて個性的ですので、そうした車窓の景色も楽しんで」とアピール。西川さんは「『マッサン』のラッピング列車に(役柄上)夫婦で乗車させていただいて、これが金婚式のような気分」と喜んでいた。

 ドラマは、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝とそのスコットランド人妻・リタをモデルにした亀山政春とエリー夫婦を、玉山さんと米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが演じている。「マッサン」とは、難しい日本語と格闘したヒロインが愛情を込めて呼んだ夫の愛称で、夢に生きる不器用な日本男児と大阪弁を話す気品あふれるスコットランド人妻という“凸凹夫婦”の人情喜劇が展開されている。NHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送。全150回。

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