モデルの大川藍さん（21）と有末麻祐子さん（22）が活躍する女性ファッション誌「JJ」（光文社）の専属モデルオーディションが開催される。グランプリは2015年5月号で発表され、同号で誌面デビューできるほか、芸能事務所「レプロエンタテインメント」に所属できる。JJ専属モデルとして活躍し、同事務所に所属する大川さんと有末さんに、同誌の撮影現場やモデルとしての楽しみ、今年の秋冬の注目アイテムなどを聞いた。
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◇撮影現場は「つねにハッピー」 新人モデルも溶け込みやすい
大川さんはアイドルグループ「アイドリング！！！」のメンバーとして活動しながら、12年にJJの専属モデルとなった。有末さんは、中学時代にモデル業をスタートし、今年8月に同誌の専属モデルとなった。専属モデルになるまでの経歴が異なるものの、2人は口をそろえて「（JJの）撮影現場はつねにハッピー。モデル同士も本当に仲がよくて、（スタッフも含めて）アットホーム」といい、「新しく入ったモデルさんもすぐに溶け込める環境です！」と語る。
2カ月前に専属となったばかりの有末さんは「撮影初日に『ウエルカム麻祐子』と書いたケーキを用意して迎えてくれました。（自分の紹介ページでは）編集者が私の意図をすごくくんでくれて、洋服のスタイリングを含めて私らしいページを作ってくれました」と振り返る。また、JJの専属モデルデビューが、モデルとしてのデビューだった大川さんは「（撮影をスタートして）『モデル業界は怖い』ということは全くありませんでした。グループで撮影するときは遠足気分」と笑顔を見せる。
◇モデル業で得た「自分らしさ」 ファッションやメークも学べる
大川さんは「写真の写り方やファッションなど、同性に魅力的だと思ってもらえるスタイル、そして自分らしさを追求するようになりました」という。有末さんは「私も長くモデル業をするなかで、コンプレックスを含めてどんどん自分らしさを受け入れられるようになって、それを発信できるようになりました」といい、「特にJJは、それぞれのモデルの個性がきちんとあるし、（スタッフが）それを生かしてくれる」と喜びを語る。
また有末さんは「いろんな洋服を着ることができて、新しい自分を発見できる。それから、発売前の洋服の中からスタイリストさんがえりすぐったものを（撮影で）見られるので、すごく質のいいお店を見ている感じ。インスパイアされる」と話すと、大川さんは「新商品や限定品を使ったメークにチャレンジできて、メークのテクニックも学べます」と続けた。
◇秋冬は紺とグレーに注目 ミモレ丈スカートも
2人は今回のインタビューに、秋冬トレンドを取り入れた私服姿で応じた。紺（ネービー）のトップスにグレーのスカートを合わせた大川さんは「JJでも、紺とグレーに着目したファッションを特集しましたが、私もこの2色に注目しています」といい、スカートについては「今日着ているような、ひざ下丈のミモレ丈のスカートがはやっているんです」と解説する。
有末さんも「紺に注目している」といい、この日はネイルに紺を取り入れていた。また「メークの色はブラウンがトレンド」といい、「これまではラインを強調するメークが流行していましたが、ブラウンのアイシャドーでグラデーションを作って。リップやチークもブラウンがかったものが新しい」と薦めている。また「洋服も小物も、ファーのアイテムがはやると思います。カラーはモノクロよりも色のあるものがトレンド。上下を1色だけでまとめたスタイルも今年らしい」という。
◇踏み出す勇気が「未来への一歩！」
常に笑顔を絶やさず、モデルという仕事への情熱や充実感を語った2人。オーディションに挑戦しようと考えている人たちへのメッセージを聞くと、熱の入った言葉が返ってきた。
大川さんは「私は兵庫県出身なんですが、（それを理由に）『私なんか……』と引け目を感じてしまう自分がいるんです。でも、『モデルとして頑張りたい』という一心で、JJの専属モデルという場所に立たせてもらっています」といい、「もし今、自分に自信が持てなくても『やりたい』という気持ちさえあれば、チャンスはあります。少しでも興味があれば、ぜひチャレンジしてほしい」とエールを送る。
また07年に開催された女性ファッション誌「Seventeen」（集英社）のモデルオーディションをへて同誌の専属モデルに選出された経験のある有末さんは「（セブンティーンのオーディションは）『絶対受からないだろう』と思っていました。運よく選ばれたわけですが、昔の写真を見ると『よくこれで誌面に出られたな』と思うくらい」と振り返り、「モデルになって年数を重ねれば重ねるほど、どんどん磨かれて変化していきます。今、自分の顔や体形にコンプレックスがある人も、モデルになると変わることができる。あきらめてしまったら、そこで終わり。まずは応募することが未来への一歩です」と力強く語った。
JJの専属モデルオーディションの応募資格は、23歳以下で身長160センチ以上の女性で、特定の芸能事務所やモデル事務所に所属していない人。モデルの経験の有無は問わない。15年1月9日必着で同誌の公式サイトまたは郵送で応募を受け付ける。同年1月中旬から順次、1次選考と2次選考を行い、2月23日発売の「JJ」4月号で2次選考合格者を発表する。3次選考をへてグランプリが選出される。
＜プロフィル＞
おおかわ・あい。1993年7月17日生まれ。兵庫県出身。身長164センチ。フジテレビの番組から生まれたアイドルグループ「アイドリング！！！」のメンバーとして人気を集め、バラエティーやドラマにも出演。12年に「JJ」の専属モデルとなった。現在、フジテレビのCS放送チャンネル「アイドリング！！！」、WOWOWのインターネット番組「ぷらすと」にレギュラー出演している。
ありすえ・まゆこ。1992年1月25日生まれ。埼玉県出身。身長166センチ。中学時代に「Hana chu→」（主婦の友社）でモデルデビューし、07年に開催された「Seventeen」（集英社）のモデルオーディション「ミスセブンティーン」で同誌の専属モデルに選出された。その後、「ViVi」（講談社）のレギュラーモデルをへて、14年8月から「JJ」（光文社）の専属モデルとして活動している。ドラマや映画にも出演。現在は、日本テレビの「ZIP！」のリポーターや、ファッションブランド「SLY LANG（スライ・ラング）」のプロジェクトディレクターも務めている。
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