2011年に公開されたインドネシア映画「ザ・レイド」の続編「ザ・レイド GOKUDO」(ギャレス・エバンス監督)の舞台あいさつが24日、東京都内で行われ、エバンス監督と俳優の松田龍平さん、遠藤憲一さん、北村一輝さんらが登場した。エバンス監督は「3作目の企画を進めていて日本人のキャスティングも考えている。登壇している方(松田さんら)からオッケーをいただければ……」と話し、エバンス監督からの突然の“オファー”に松田さんは「この映画に出ている俳優さんたちはひどい死に方をしているから僕らも無残に殺されるんだろうな……」と話し、笑いを誘った。
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「初めてヤクザを演じました」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた遠藤さんは「初めての海外作品だった。世界にはこんなにも才能が眠っているんだといい刺激になった」と満足そうな表情を浮かべ、北村さんは「日本と撮影の雰囲気が違った。日本は緊張感の中で一発勝負の張り詰めた中で撮影していくけれど、今回は真逆だった。どんどん(カメラを)回すし、いいものはいくらでも撮っていこうという和気あいあいとした中でも集中力があって、ストレスがない撮影だった。リラックスして挑むことができた」と撮影を振り返っていた。舞台あいさつには主人公のラマを演じたインドネシア人俳優のイコ・ウワイスさんも出席した。
映画は潜入捜査官のラマ(ウワイスさん)と日本人ヤクザ、アジアンマフィアの三つどもえの戦いを描く。松田さん、遠藤さん、北村さんは日本人ヤクザ役で出演している。映画は11月22日公開。
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