SCE:中国でPS4とPSVita販売開始 来年1月から

中国市場で来年1月から発売されるソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション4」
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中国市場で来年1月から発売されるソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション4」

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11日、中国市場で家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」と携帯ゲーム機「PSVita」を2015年1月11日に発売することを明らかにした。価格はPS4が2899元(約5万6000円)、PSVitaが1299元(約2万5000円)。同社が中国市場でゲーム機を販売するのは2004年のPS2以来、実に11年ぶりとなる。

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 中国では、1980年代に任天堂のファミリーコンピュータが人気となったものの、2000年に「青少年に悪影響を及ぼす」として「ゲーム機禁止令」が施行され、一時的に緩められた時期はあったものの、原則としてゲーム機の製造・販売・流通が禁止されていた。しかし2014年1月、中国政府は上海に開設した上海自由貿易試験区で、外資系企業にテレビゲームの製造・販売を解禁すると発表。SCEは、中国の政府系企業「上海東方明珠」と合弁会社を設立するなどしていた。

 中国市場へ参入予定のソフトメーカーは70社以上で、日本からはカプコンやセガ、スクウェア・エニックスなどが名を連ねている。うち26社は中国のメーカーで、SCEは開発もサポートする。

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