高島彩：アカデミー賞授賞式の生中継案内役に　WOWOWで2月放送

　フリーアナウンサーの高島彩さんが2015年2月23日に開催される「第87回アカデミー賞」の授賞式をWOWOWが生中継する番組の案内役をジョン・カビラさんと務めることが24日、分かった。同授賞式の番組の案内役を務めるのは2年ぶりという高島さんに見どころなどを聞いた。

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　◇「映画だけじゃない部分」も伝えたい

　高島さんが同局のアカデミー賞授賞式番組の案内役を務めるのは、13年の第85回以来2年ぶりで当時もカビラさんと案内役を務めた。昨年は出産直後だったため、テレビの前で鑑賞していたという。再びカビラさんとタッグを組むことについて高島さんは「カビラさんが横にいる安心感。ジェントルマンなカビラさんと上質な空気の中で番組を作れることをうれしく思っています」といい、「映画だけじゃない部分も楽しみにしてお伝えできればと思います」と意気込みを語る。

　「たとえば一昨年だったら、ミュージカルの賞。レミゼ（レ・ミゼラブル）がステージ上で再現されたように、映画の素晴らしさと同じか、超えるような感動を生放送で見られる喜びもあります」と熱く解説する。また、レッドカーペットも楽しみといい、「（役者の）素の表情が見られるという意味でも（楽しみ）。スターでもこれだけはしゃぐんだ、というのが見られたり。アンジー（アンジェリーナ・ジョリーさん）とブラピ（ブラッド・ピットさん）が一緒にいる姿とか、何回見ても『これが夫婦なんだ……』とほれぼれして。あと、もちろんドレスの美しさも」と独自のお勧めポイントを挙げた。

　◇出産してから好みに変化も

　出産後、映画館に行く機会が減ったという高島さんは「家事が終わってから寝室で（DVDなどで）観ることが多いですね。午後11時過ぎからリラックスして（観る）」と明かし、「いい作品だなと思うだけじゃなく、親子のつながりとか、自分に置き換えながら見るようになりました。いつも何か考えながら見ています」と変化を語る。

　出産してからは好みもやや変化した。「もともとはホラーやサスペンスが好きだったんですけど、まずそういったものを見なくなりました」といい、お気に入りの映画に「モンスターズ・インク」を挙げ、「子どもが生まれてから、子どもがぱっと画面に注目したり、子どもの気持ちをキャッチするものに引かれるようになって……。もともと大好きなんですけど、放送されるたびに娘と一緒に見ています」と話した。

　米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれる授賞式の模様は、WOWOWで15年2月23日午前9時から「生中継！第87回アカデミー賞授賞式」と題して同時通訳で生中継される。また同日午後9時からは字幕版で再放送する。ほかに3月1日にダイジェスト版を放送するほか、関連番組として2月1日午後3時から「ノミネーション徹底紹介！第87回アカデミー賞」や、同月21日午後2時から「直前大予想！第87回アカデミー賞」なども放送する予定。