薬屋のひとりごと
第1話 猫猫
3月2日(月)放送分
アニメ「機動戦士ガンダム」の“赤い彗星(すいせい)”ことシャア・アズナブルの声優などとして知られる池田秀一さんが、4日にスタートする女優の井上真央さん主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の語り(ナレーション)を担当する。“シャアの声でナレーション!?”などと放送前から話題になっている渦中の池田さんを直撃。「ひっそりやりたかったので、反応に自分でもびっくりしている」と驚いている様子の池田さんに話を聞いた。
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「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯を描く。脚本は大島里美さんと宮村優子さんが担当。音楽は川井憲次さんが手がける。
池田さんは、大河ドラマには「元禄太平記」(1975年)や「花神」(77年)などに俳優として出演経験はあるが、ナレーションを担当するのは初めて。オファーがあった際は「僕でいいんですか?」と驚き、大きな反響を受けて「大事な仕事だ……とプレッシャーがかかっている。背丈に合った範囲でやらせていただければ」と気を引き締めたという。
昨年9月に記者会見で、池田さんがナレーションを担当することが発表されたときは、シャア風の“語り”を披露して話題になったが「(イメージが)分からなかったので、シャアっぽくやった」と明かし、実際には「あれ(シャア風)とは違うものになりそう」という。
NHKからは「シャア風にやってほしい」などというリクエストはなかったといい、「花燃ゆ」の第1回では、池田さんのナレーションは全般的にシャアよりも優しいイメージで、文や躍動する長州藩士を見守るようなトーンで語っている。
池田さんといえばシャア……というイメージが強いが、本人は「今でも仲よくやっています」と言い、「シャアというキャラクターが他人ではなくなっている。私は(シンガー・ソングライターの)井上陽水が好きで、昔の曲を聴くと、30年前を思い出すことがある。音楽にはそういう力がある。シャア・アズナブルもそうしたものになってくれるとうれしいです。継続は力ですね」と話すように、シャアとの関係は“良好”のようだ。
放送を前に「ワクワクしていますが、抑えながら、どこまで自分をワクワクさせるか……ですね。『ガンダム』のせりふを入れるわけにはいかない。怒られますから」と冗談めかしながら意気込む池田さん。ガンダムのファンだが、普段は大河ドラマを見ない……という人に向けてメッセージをお願いすると、「(ガンダムの)宇宙世紀だけじゃなくて、日本にも歴史があるよ!」と笑顔で話していた。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は4日からNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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