ビートたけし:SPドラマで立川談志役 弟子の談春役に二宮和也

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 タレントのビートたけしさんが、TBSのスペシャルドラマ「赤めだか」で、2011年11月に亡くなった落語家の立川談志を演じることが22日、明らかになった。また談志の弟子でドラマの主人公となる立川談春役を人気グループ「嵐」の二宮和也さんが演じ、落語家役に初挑戦することも明らかになった。たけしさんと二宮さんとが共演するのは今回が初めて。

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 かつて談志に弟子入りし、高座名「立川錦之助」を与えられていたたけしさんは「これも何かの縁。一度は『立川』の名前をいただいたこともあったので。もうお返ししちゃいましたけど。俺が談志師匠をやると聞いたら(本人が)さぞ嫌がるだろうなあと思って引き受けました」と明かしている。

 ドラマは、談春さんが、弟子という立場から、師匠であり、不世出の天才といわれた談志の人となりをつづったエッセーが原作。原作は発売と同時に10万部を突破するなど、大きな注目を集めた。少年時代の談春が、両親の猛反対を押し切って談志に弟子入りし、成長していく様子を描き、談志の破天荒な生き方や人物像にも迫る。

 談春さんは、たけしさんについて「中学生の頃からの憧れの存在」とし「ようやくご縁がつながったことに興奮しています。立川談志の弱さまで演じることのできる人。そこまで演じても違和感のない唯一の人です」と大きな期待を寄せている。

 また二宮さんについて「お若いのに地に足がついたといいますか、芯の強さを感じ、その細やかな気遣いに驚きました」と印象を明かし、「私自身が意識していない“談春像”を早くも作り上げているようで、その冷静で的確な観察眼。とても楽しみです」ともコメント。二宮さんも「この作品に参加させてもらえるなんて、自分はとことんツイてる人間だなっと。でも運にすがらず、おごらず、真摯(しんし)に向き合っていきます」と語っている。

 他のキャストや放送日は今後、発表される。

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