NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や放送中の「マッサン」に出演し注目を集める女優の優希美青(ゆうき・みお)さん(15)と、同じく「あまちゃん」で注目され、最近では映画やドラマ、「Jリーグ名誉女子マネジャー」としても活躍する足立梨花さん(22)のホリプロスカウトキャラバンのグランプリ同士がダブル主演する映画「でーれーガールズ」(大九明子監督)が21日から全国で公開される。岡山の1980(昭和55)年代と現代を舞台に2人の少女の恋と友情を描いた青春ストーリーだ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
映画は原田マハさんの小説が原作。鮎子(優希さん)は、東京から岡山に転校してきたばかりでなかなかクラスになじめず、大学生の彼と自分をモデルにした恋愛マンガを描く日々を送っていた。描いたマンガを見られたことがきっかけで、美人でクラスでも目立つ存在の武美(足立さん)と仲良くなる。次第に仲を深める2人だったが、クリスマスイブ、ある事件がきっかけで決定的な仲たがいをしてしまう……という展開。大人になった鮎子と武美役で白羽ゆりさん、安蘭けいさんも出演する。
クラスに溶け込もうと、岡山弁で「ものすごい」を意味する「でーれー」を連発する鮎子を演じる優希さんのフレッシュな演技が新鮮で、劇中にも登場する「スター・山口百恵」と重なり、スターの誕生を予感させる。また、「クラスに一人はいた大人びた美人」を演じた足立さんの武美役もハマリ役だ。同性や異性にかかわらず、ちょっとした誤解やふとした“ボタンの掛け違い”で仲のよかった人と疎遠になったり、あるいは決定的な決別になってしまう……ということは誰しも思い当たるフシはあるだろう。大人になって図太くなったと思いきや、傷つきやすさはあの頃と変わらない自分を発見したりして意外な“繊細さ”にドキリとすることもある。そんな隠れた繊細さを持ち合わせた大人にも見てほしい新鮮な作品だ。21日からヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)ほかで公開。(堀池沙知子/毎日新聞デジタル)
11月20日に初フォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売したテレビ東京の田中瞳アナウンサー。「視聴者の皆さんはもちろん、制作側にも信頼されるアナウンサーになりたい」と語る…
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…