綾野剛:金髪パーマの次はロン毛の“チャラ男” 「ウロボロス」でフリーライター役に

「ウロボロス この愛こそ、正義。」の第7話(27日放送)から那智聡介役で出演する綾野剛さん(上)と原作マンガの那智聡 (C)神崎裕也/新潮社
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「ウロボロス この愛こそ、正義。」の第7話(27日放送)から那智聡介役で出演する綾野剛さん(上)と原作マンガの那智聡 (C)神崎裕也/新潮社

 俳優の綾野剛さんが、TBS系連続ドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の第7話(27日放送)から“チャラくて、若干うさんくさい”フリーライターの那智聡介役で出演することが21日、明らかになった。5月公開の主演映画「新宿スワン」(園子温監督)で金髪パーマ姿を披露し話題を集めた綾野さんだが、今度は肩下まである長い髪で、自ら提案したというサングラスをかけた那智役のビジュアルが公開された。

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 ドラマは、神崎裕也さんのマンガ「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」が原作で、俳優の生田斗真さんと小栗旬さんが約8年ぶりに連ドラ共演が実現した話題作。刑事の龍崎イクオ(生田さん)と暴力団幹部の段野竜哉(小栗さん)がタッグを組んで、恩人が目の前で何者かに殺された15年前の事件の真相に迫り、警察の闇を暴いていく……という内容。

 綾野さん演じる那智は、ケンカが弱く、ノリは軽いが、ある目的を胸に秘めたキャラクターで、イクオと竜哉が育った児童養護施設「まほろば」の秘密を知る上で重要なキーマンとして描かれ、原作ファンからもキャスティングに注目が集まっていた。綾野さんは、スタッフとの打ち合わせの時に役に合いそうな私服を持ち込み、サングラスのほか、シャツや小物も自ら提案したといい、「緊張感も不安もありますが、『ウロボロス』にとって新たな風になれたらと。那智聡介を生き生きさせていただきます」と気合十分だ。

 佐野亜裕美プロデューサーは「役によって変幻自在な綾野さんは、一見ミステリアスなフリーライターでありながら、シスコンでケンカが弱いという愛すべきキャラクターの那智を自由に繊細に演じてくれると思い、お願いしました」と起用理由を説明。「衣装合わせで、原作そっくりの那智として現れたのを見て、その思いは確信に変わりました」とキャスティングに自信をみせている。

 「ウロボロス この愛こそ、正義。」は毎週金曜午後10時に放送。

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