ベット・ミドラー:名曲「ローズ」が初ドラマ主題歌 山P主演「アルジャーノンに花束を」

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 米女優で歌手のベット・ミドラーさんの代表曲「ローズ」が、山下智久さん主演で、4月にスタートする連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系)の主題歌に決まったことがこのほど、わかった。同曲は、ミドラーさんが主演し、1979年に公開された映画「ローズ」の主題歌として知られ、グラミー賞にも輝いた名曲。日本でもJUJUさんやMISIAさん、平井堅さんら多くのアーティストがカバーしてきたが、日本のドラマ主題歌に起用されるのは今回が初となる。

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 ドラマの編成を手がける韓哲プロデューサーは、主題歌に「春の陽射しを浴びて咲く花のような曲を探していた」といい、「行き着いたのは数多くのアーティストに愛され続けるこの名曲でした。メロディーも歌詞も、ミドラーさんの歌声も全てが美しすぎるこの曲が、花に囲まれたこの春のドラマのラストを飾ってくれることに感謝と喜びの気持ちでいっぱいです」と心境を明かしている。

 「アルジャーノンに花束を」は、昨年死去したダニエル・キイスさんの小説が原作で、知的障害を持つ主人公が、脳外科の手術を受け、天才となるが、それに伴う葛藤を描いた作品。日本ではこれまで、2002年にフジテレビ系でユースケ・サンタマリアさんが主演し、ドラマ化されており、演劇集団の「キャラメルボックス」などが3度舞台化。15年版ドラマでは、野島伸司さんが脚本監修を務める。

 またドラマのアートディレクターを、企業CMや広告、CDジャケットなど多数手がけてきた清川あさみさんが担当することも発表され、東京・赤坂のTBSでは、清川さんによる刺繍(ししゅう)入りアートポスターの原画を28日から期間限定で展示。主演の山下さんはポスターについて「とても芸術的で、魅入ってしまいます」と話し、「本当に『アルジャーノン』の世界観を素敵に表してくれている気がします。ぜひ肉眼で見てほしいですね」と視聴者にメッセージを送っている。

 ドラマは、4月10日から毎週金曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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