榎本温子:デビュー時振り返る 「今考えるとシンデレラストーリー」

「黒川塾」に登場した(左から)黒川文雄さん、池田克明執行役員、古川登志夫さん、榎本温子さん、百田英生執行役員
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「黒川塾」に登場した(左から)黒川文雄さん、池田克明執行役員、古川登志夫さん、榎本温子さん、百田英生執行役員

 アニメ「ふたりはプリキュアSplash Star」の美翔舞役などを演じた声優の榎本温子さんが8日、東京都内で開かれたコンテンツ研究家・黒川文雄さん主催の勉強会「黒川塾」に登場した。18歳で「彼氏彼女の事情」の宮沢雪野役で声優デビューをした榎本さんは、すぐに危機感を抱き、「やれることは何でもチャレンジした。今考えるとシンデレラストーリーだった」と振り返っていた。

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 勉強会「黒川塾」は、音楽やゲーム業界で活躍した経験を持つ黒川さんが2012年から開催しており、今回で25回目。黒川さんと榎本さん以外に、アニメ「ドラゴンボール」シリーズのピッコロ役などで知られる声優・古川登志夫さん、声優事務所「青二プロダクション」の池田克明執行役員、「81プロデュース」の百田英生執行役員がゲストとして登場し、約100人が耳を傾けた。

 榎本さんは「(デビューから)18年たって、仕事の仕方が変わった。今でも(ネット中継の)『ニコ生』はNGという声優もいる。でも私は受け入れた。自分の中ではラジオだ」と心境を明かしていた。また声優志望者に向けて「大変な職業だけど、同じくらい夢のある仕事。頑張ってほしい」とエールを送っていた。

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